

お話聞かせていただけませんか~女性研究者~
2020.08.24
現代心理学科の学生たちは、「お話聞かせていただけませんか」という企画で、社会で活躍されているさまざまな人生の先輩にお話を伺いに行かせていただいています。これまで、公務員、スクールカウンセラー、警察官、広告代理店勤務、アパレル関連企業勤務と、多方面でお仕事をされている方々にお話を伺っていますが、昨年の冬、いつも接している本学の先生以外の女性の研究者のお話を伺いたいというグループが、教育心理学がご専門の森田愛子先生(広島大学大学院教育学研究科心理学講座教授)のお話を伺いました。
森田先生は、文の読みにおける単語認知や音韻情報処理、読みのスキルなど、幅広い研究テーマで研究をされています。学生たちは、前もって先生のご研究についても調べて、たくさんの質問を持って先生の研究室をお訪ねしました。
研究者になってよかったこととして、「空気を読まなくていい、自由度が高い、自分らしく働ける、好きな研究ができるからいい」ことをあげられる先生のお話から、学生たちは、研究者という仕事の魅力にも触れることができたようです。
たくさんの興味深いお話と、おいしいお茶とお菓子をごちそうになり、学生たちにとって、大変心に残る一日になったようです。
「常識にとらわれすぎないように様々な経験が大事」と言われる先生は、研究のために外国へ行かれることも多いとのことです。写真中段右端が森田先生です。
お話の内容はみんなの前で発表しました。「先生はとてもお優しく、でも研究にはとても厳しい先生という印象でした。」