現代心理学科では学科の教育活動の向上を目的として、学科の教職員によるFD研修会を開いています。

今回は生塩詞子先生（臨床心理学）が講師となり、「オムニバス授業のあり方について」というテーマで研修が行われました。現代心理学科の授業の中にも、複数の教員が担当するオムニバス授業がいくつかあります。こういったオムニバス授業は、複数の教員の多様な視点が展開される魅力的な授業になる可能性がある一方で、統一性や一貫性を保つむずかしさが出てくる授業形態です。研修会では、学科のオムニバス授業についての学生アンケートの結果や、担当教員へのインタビュー結果の分析も織り込みながら、オムニバス授業のメリット、デメリットや、改善のための具体的方法が提示され、それについて意見交換が行われました。

現代心理学科では、学生たちの将来の夢の実現を手助けできる学科であり続けるために、自分たちの教育活動のあらゆる側面について常に自己点検を行っていきたいと考えています。


今後も各教員が講師となって学科FD研修会を開く予定です。


「オムニバス授業では、「振り返り課題」等を通して学生が主体的に内容を体系化できるようにすることが大切だと考えます。」（生塩先生）