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  • 授業紹介

授業紹介

■基本科目■

  • 発達心理学Ⅰ

    自分の育ちを振り返る

    今ここで考えたり心動かされている私のルーツは、いったいどこにあるのでしょうか。授業では、生涯にわたる心の発達を学習すると同時に、それらを身近な世界(自分、家族、友人等)と重ね合わせて理解していきます。

  • 臨床心理学概論Ⅰ

    臨床心理学入門

    ストレス社会と言われる昨今、日常生活における心のトラブルは誰にでも起こり得ます。そうした心のトラブルやその背景について概観しつつ、心の健康の維持・向上に貢献する学問領域としての臨床心理学を学びます。

  • 社会心理学

    グループ・ダイナミックスの視点

    社会心理学では、対人関係や集団間の関係における人間の心のはたらきについての実証的研究および理論を紹介します。グループ・ダイナミックスの視点から、人間の心が社会や文化とどうつながっているのかを学びます。

  • 心理学研究法

    心理学の研究方法を学ぶ

    人間の心の働きを調べるために、心理学では実験やアンケート調査を実施します。この授業では、実験や調査を実施するうえで必要となる知識や技術の理解を通じて、心の働きを明らかにする方法について学びます。

  • 心理学基礎演習Ⅰ

    心理学実験の実習

    この授業ではグループに分かれて、人間の記憶、認知、社会的行動、学習などに関わる5つの心理学実験を実習します。人間の行動を探求するためのひとつの方法である心理学実験の基本的な考え方と手続きを身に付けます。

  • 心理学基礎演習Ⅲ

    アンケート調査を計画し、実践する

    この授業では、テーマの決定から、アンケート調査、データ分析、発表までの一連の過程をグループ単位で実践します。演習を通じて、アンケートの実施方法だけでなく、データ分析や効果的プレゼンテーションについても学びます。

  • 人間学

    いま人類はどこにいるのか?

    人類はただ漠然と生きてきたのではありません。何かを目指して生きてきたのです。それでは、いま人類は目指してきたものを、どの程度実現し、どういう所に立っているのでしょう。こういうことを考えます。

■発達・教育■

  • 乳幼児・児童心理学

    子どもの発達を知る

    この授業では、胎児期から児童期までの子どもの発達について学びます。養育者との愛着関係、ものの見方・捉え方、遊びや対人関係など、様々な面の発達について、事例理解や具体的な対応を考えながら学びを深めていきます。

  • 学習・言語心理学

    行動のメカニズムを知る

    心理学では、人間が何かの経験をすることで行動が変わることを「学習」と言います。この授業では、私たちの日常行動を取り上げながらさまざまな学習理論を学び、人間の行動のメカニズムについて考えます。

  • 知覚・認知心理学

    情報処理としての心のはたらき

    人間がどのように環境を知覚し、認識し、判断し、行動するのかを扱う実験心理学である認知心理学を学びます。人間が普段何気なく行っているこのような情報処理に関わる心のはたらきの性質を探っていきます。

  • 発達臨床演習

    現場で「発達」を考える

    発達に何らかの課題を抱えた子どもや大人、高齢者を支援する発達臨床の現場について学びます。実習を通して現場の実践を具体的に理解し、心理学を学ぶ者としてどのような支援ができるかを考える授業です。

■社会・対人関係■

  • 対人関係論

    心理学からみた対人関係

    対人関係におけるさまざまな問題について心理学からの視点を紹介していきます。また、小説などの芸術作品や創作活動などを通して、人と人との関係における感性についても考察していきます。

  • 消費行動の心理学

    モノ・コトの購買の心理

    製品・サービスの購買をめぐる、消費者の認知(購買前に自分の欲求を把握し、購買するか意思決定し、購買後に感想を抱く)と、販売側からのアプローチを紹介します。販売側と消費者が共に製品・サービス開発をする共創も紹介します。

  • 色彩・デザインの心理

    色や形のデザインの心理的効果

    この授業では、車、飛行機をはじめとするさまざまな商品開発や広告の場で、人に快適性や潤いを感じさせる色や形のデザインの心理的な効果について、具体的な例示や体験を通して理解を深めます。

  • 環境心理学

    人と環境の相互作用について考える

    人は環境からさまざまな影響を受けています。環境と人との相互作用におけるメカニズムについて学ぶことを通して、よりよい社会をつくるための環境調整の視点を深めます。

■健康科学■

  • 神経・生理心理学

    「心と脳」の関係を理解する

    心のはたらきは、脳のはたらきによるものです。そこで、生理学的指標(脳波や心拍など)を用いて、心と脳の結びつきを探ります。また、病気や事故による脳の損傷により生じる、認知や行動の変化についても学びます。

  • 健康・医療心理学

    心と身体の健康を増進する

    健康心理学は、人々の心と体の健康について、心理学の領域からアプローチする領域です。心身の健康の維持増進に関する理論を理解し、医療・保健分野における活用の実際を学びます。

  • ストレスマネジメント演習

    自分にあったストレス対処法を体得する

    ストレスのない社会はありません。どうストレスに対応していけばよいのでしょうか。授業ではワークシートを用い、心と身体の健康を保つ様々なストレス対処法について学んでいきます。

  • 子どもの保健

    子どもの心身の健康を考える

    子どもたちの健全な成長を支援するため、子どもの保健の意義や身体・心理発達の特性を理解し、発達に影響する疾病や障害、環境面での衛生・安全管理などについて学び、子どもの健康保持と情緒の安定に寄与できる知識を習得します。

■臨床心理学■

  • 感情・人格心理学

    私たちを形作る内面の理解

    感情やパーソナリティ(人格・性格)は、人を形作る心の重要な一面です。これら感情やパーソナリティの異常は、社会的不適応を引き起こす重大な問題となります。講義を通じて、感情やパーソナリティの形成や発生の仕組みについて学びます。

  • 心理療法

    心理療法・カウンセリングの展開を学ぶ

    心理療法・カウンセリングがどのように展開していくかを、面接開始前、インテイク(受付)時、面接の初期、中期、後期と、それぞれの時期について、行われることと、起こること、そしてその対応について学びます。

  • 家族心理学

    家族とは何だろうか?

    家族の意義、家族のイメージ、家族の変化・発達、夫婦間のコミュニケーション、育児不安と子育て支援、親と子の関係、家族の臨床・病理、家族のゆくえ等について臨床心理学の視点から考えていきます。

  • 公認心理師の職責

    国家資格・公認心理師とは?

    公認心理師法が2017年9月に施行され、我が国の心理学界において積年の悲願であった心理職がついに国家資格化されました。国民の心の健康の維持・向上に寄与する公認心理師の役割や具体的な業務について学びます。

■学校保健■

  • 学校保健

    学校保健の目指すところは、児童生徒一人一人が自己実現をはかり、生涯にわたって健康・安全で活力のある生活ができるようにすることです。その学校保健活動の中核的役割を担うのは養護教諭です。この授業は養護教諭がチーム学校としてどのように取り組んでいるか学修する科目です。

  • 健康相談活動の理論と方法

    子どもたちの心をケアするスキル

    学校現場では児童生徒の心のケアが求められています。心理学に裏打ちされた、意図的に子どもたちに向けるまなざしや声掛けはきっと彼らの背中を押してあげることが出来るはずです。そのための理論と実践方法を学ぶ授業です。

     
  • 養護概説

    養護教諭の専門性とは何?

    養護教諭は、「学校で唯一の心身の健康の専門家である」と言われています。養護概説では、養護教諭がその職務の特質と保健室という場の機能を活かしながら展開している教育活動を学び、自らの養護教諭観を深めていきます。

  • 養護実習

    学校の中で唯一の、かけがえのない存在に!

    養護教諭は一人職ですが、チーム学校の一員として他の教職員と協働し教育活動をしています。また、ヘルスプロモーションの理念のもと、一人一人の子どもの健康と生命を守るため、学校内外の様々な資源を活用し、彼らの生きる力を育てようと奮闘しています。養護実習は、このことを実際の現場で学ぶ授業であり、4年間の集大成でもあります。

  • 教職実践演習

    これまでの学修で身につけた自身の教育実践力を省察し、演習を通して自らの養護教諭としての課題を解決していきながら、学校現場で即戦力になりうる実践力を身につけていく授業です。

  • 養護実践論

    既修の養護概説における養護の本質、養護教諭の専門性を踏まえ、養護教諭が学校現場で実際にどのような教育実践を行っているのか、一つ一つ具体的に学修していく授業です。

  • 学校応急処置

    子どもの命を守り、発育発達を支える

    健康状態を把握するためのスクリーニングの技術を学ぶとともに、子どもの発育発達を支え、命を守ることを最優先にした軽微な救急処置から救命・救急時の基本的な看護技術や問題発生時の対処方法について学びます。