

夏期ゼミ「歴史と文化に関する体験型観光のフィールドワーク~香川県琴平町の『金毘羅さん』の現場を歩く」
2017.09.20
9月12日、香川県琴平町にて夏期ゼミが行われました。学科生60数名が参加し、グループに分かれてフィールドワークを行いました。日本古来の伝統文化の発信地として、海外からの観光客が急増している琴平町の取り組みについて学べたようです。
夏期ゼミレポート
藤上 加菜
私は、うどん作り体験はもちろん、香川県に行くのも初めてでした。期待と不安でわくわくどきどきでしたが、実際に行ってみると本当に楽しかったです。普段触れることのない地方の名物を食べたり、のどかな景色を眺めたり、地元の皆さんと触れ合うことで、香川県の魅力はもちろん、琴平町の方々の地元への愛なども感じることができました。そして、私たちが広島の観光業に貢献するためにどうすれば良いかを考えるいい機会にもなったように思います。例えば讃岐名物のうどん作り体験がそうでした。「手打ち」で作るときに音楽や踊りを取り入れるなど、私たち若い女性客が楽しみながら体験できる工夫がなされていました。お土産屋さんの店員さんもとても親切で、快く名産品の解説をしてくれたり、観光客と会話を楽しんだりしていました。もし私が将来観光の仕事に携わるならぜひ参考にしたいと思うことをたくさん見つけることができました。
夏期ゼミレポート
田中沙理奈
今回の学科ゼミで、私は初めて四国へ行きました。昭和の雰囲気が残るレトロな街並みだと感じました。お年寄りから私たちくらいの若い観光客の方まで、幅広い年齢層の方が訪れていましたが、なぜ若い人たちが琴平町に来るのかちょっと不思議でした。うどん作り体験や、香川の名産を使ったかわいくておいしいソフトクリームがあるからなのかなと思いました。実際に私たちもうどん作りを体験しましたが、想像していたよりもずっと楽しかったです。ただ、観光都市としての魅力をもう少し増やした方がいいのかなとも感じました。うどん作りと「こんぴらさん」の参拝以外にはあまり目を引くものはなく、数時間程度で見終われるように思います。お土産屋さんなども似たようなものばかりでした。地元の文化を生かしつつも一味違ったカフェやお店などがあると、より多くの人が長い時間滞在できると思います。そんなことも考えさせてくれた今回のゼミは、とても充実したものになりました。