

中国四国農政局×国際観光ビジネス学科の連携企画「農泊インバウンド受入促進重点地域魅力アップ戦略シンポジウム」を開催しました
2026.02.04

国際観光ビジネス学科では本年度、農林水産省中国四国農政局との連携企画に取り組みました。この連携企画は、中国四国地域の農山漁村における宿泊型旅行「農泊」の受入れ体制強化と、訪日外国人を含むインバウンド誘客に向けた地域の魅力発信をテーマにしています。
その集大成として、12月18日に本学のまほろばホールにて、「農泊インバウンド受入促進重点地域 魅力アップ戦略シンポジウム」を開催しました。シンポジウムは第Ⅰ部にアレックス・カー氏による基調講演、第Ⅱ部に学生発表とパネルディスカッションの2部構成で進められました。

アメリカ出身の東洋文化研究者であり、古民家再生の先駆者として徳島・祖谷などで農泊事業の展開に携わっておられるアレックス・カー氏による基調講演では、「『量から質へ』の転換:日本の美と心を伝える農泊の真価」をテーマに、地方活性化にも繋がる農山漁村滞在型旅行が持つ可能性や、都市と有名観光地でのオーバーツーリズムの裏にある消費額の問題、「何もない」魅力がインバウンド観光客から実は求められているという現状とそのニーズについて、講演いただきました。

学生発表では、香川県の豊島にて実際に農泊を体験したモニターツアーを振り返りながら、島の観光資源や農泊体験を通して感じた魅力を発表しました。また、島が抱える課題として、高齢化による担い手不足や移住に繋がる雇用の少なさなどを上げ、農泊事業と地域を持続的に発展につながる解決策を提案しました。

パネルディスカッションでは「農泊地域のインバウンド誘客に必要な取組とは」をテーマに、農泊事業の推進に取り組んでいる中四国地方の5地区からお招きしたゲストと本学の学生2名で話し合いました。

当日はご来場、またはオンラインでご視聴いただき、ありがとうございました。
シンポジウムに参加した本学科の学生たちとって、知識を深め、観光から地域活性に繋がる観光の可能性を見出す良い機会となったようです。
最後に、今回のシンポジウムにご登壇いただきました方々に心より御礼申し上げます。また、このような機会を下さった中国四国農政局のみなさま、モニターツアーなど今回の取り組みにご助力下さったJTB岡山支店のみなさまに感謝申し上げます。