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ひろしまサンドボックス×公共経営学科

2023.10.25

  • 学科紹介

本学科の「公共政策演習」では、省庁や公共団体における政策がどのような社会的ニーズにより立案され、予算化・制度化により実行されるかを学ぶとともに、実地調査を通じて現在重要課題として議論されている政策課題について、理解を深めることを目標としています。

今年度はイノベーション立県を目指した広島県の「ひろしまサンドボックス」に着目し、その政策形成から実践までのプロセスを学ぶとともに、各地域の現状と課題の分析、フィールドワークを行うことで、地域の現状を理解し、その地域を活性化させるための施策を学び(可能であれば施策を考え)、プレゼンテーションを行える能力を養成します。

授業では広島県庁商工労働局イノベーション推進チームの村上桂太主査から「未来へのチャレンジ 広島をまるごと実証フィールドに!"ひろしまサンドボックス"について」講義が行われました。

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講義を受講した学生は、「広島を良くするためにチャレンジしたいという思いを強くした」「ひろしまサンドボックスについてさらに学びたい」「女子だから、文系だから、私には関係ないからとITを自身から切り離すのではなく、まずは踏み込んでみることも大切だと思った」など、今後の学習に意欲を示す感想が多く聞かれました。

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夏休みには学生が広島県が運営するCampsに見学調査に行きました。Campsは「イノベーション・ハブ・ひろしま」として新たなビジネスや地域づくりなどにチャレンジする多様な人が集まるイノベーション創出拠点です。また広島県のAI人材育成プラットフォーム「ひろしまQuest」でAI/データサイエンスをe-ラーニングで学ぶなど、後期のサンドボックス実装支援事業に取り組まれている事業者様へのインタビューやフィールドワークに向けた準備をしました。