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「紙布の折り鶴」オブジェを広島市内のホテルに寄贈

2023.07.19

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7月5日、山田ゼミの学生6名が製作した「紙布の折り鶴」をホテルグランヴィア広島(広島市南区)に寄贈しました。

 

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島田社長へ「紙布の折り鶴」を贈呈

 

この折り鶴は、5月18日に行われたG7広島サミットの歓迎レセプション会場で、江田島市の伝統産業である紙布(しふ)をPRする目的で製作・展示されました。会場で大きな折り鶴を見たホテル関係者から、「折り鶴オブジェを譲り受け、日本の伝統工芸や平和都市 広島をPRする機会として、是非展示させて欲しい」との相談があり、寄贈が実現しました。

 

贈呈セレモニーには、ホテルグランヴィア広島の島田社長や蔵光総料理長に御臨席賜り、学生たちは200×200cmの紙を折り、紙布を貼り合わせた鶴の製作過程や紙布の歴史などについてプレゼンテーション発表しました。

 

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学生によるプレゼンテーションの様子

 

島田社長からは、「広島を訪れる家族連れや外国人観光客など一人でも多くの方に紙布の魅力を伝えられるよう、玄関ロビーでの展示や料理が映えるような用途を考えていきたい」と力強いコメントをいただきました。
また、紙布を製造している津島織物の津島社長からは「新型コロナウイルスの感染拡大による不況もあり苦労したが、ホテルの最上階という素晴らしい場所でセレモニーを見られるとは思っていなかった。ただただ嬉しいです」という喜びのコメントをいただきました。

 

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ホテルグランヴィア広島・津島織物・江田島市役所の皆様との記念撮影

 

「紙布の折り鶴」は現在、ホテル1階フロントロビーに展示中です。JR広島駅北口近くをお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。(展示期間は8月31日まで)

 

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ホテルグランヴィア広島 1階フロントロビーでの展示

 

公共経営学科では、今年度も引き続き「地域連携型PBL」に取り組み、広島広域都市圏全体の活性化に向けて次世代を担う若い力とユニークな発想力を生かし、積極的に活動していきます。