

在学生レポート ~公共経営学科~
2023.06.19
在学生レポート ~公共経営学科で何を学んでいるのか~
田代 七海
私が印象に残っている授業は、地域デザインです。この授業は、日本の国土の成り立ちや、人口減少に関する題材の教科書を読み、疑問点や自分の考えを整理することから始まります。自分が当たり前だと思っていたことが実はそうではなかったと知った時の衝撃は大きく、それが新たな疑問点の切り口にもなります。例えば、日本の国土は他国よりも歪みが大きいことや、自然災害が頻繁に起こる国が他にはないことを初めて知りました。
そしてこのように日本という地域への理解を深めることで、国内の自治体に対する興味・関心も高まります。私は鳥取県出身ですが、鳥取県は人口減少が著しい地域と言えます。この授業から、自分の地元の成り立ちや気候・風土の特徴を考えるきっかけを得られて良かったと思います。これからも、地元の自治体に対する理解を深めていきたいです。
在学生レポート ~私のお勧めの講義~
権代 菜帆
「マーケティング論Ⅰ」(金曜1限:清野聡先生)
企業にとって最も重要な活動の一つである「売る」という行為を成功させるために様々な手段を企業は講じていますが、その手段の背後にある「売れる仕組み作り」(マーケティング)の基本的な活動について学んでいます。市場の製品特性を分析しながら消費者がどのような消費を好むのかを探ることが重要となってくるので、ターゲティングやポジショニングをすることでセグメンテーション(市場細分化)を行っています。ターゲットとする顧客のニーズに合ったサービスや企画・開発、販売戦略の策定や商品を提供するために、計画、実行、管理について、マーケティングの4Pを踏まえて理解していきたいと思います。
「政治学」(金曜4限:竹本知行先生)
「政治とは何か」をスタートとして権力の対立や個人の自由、国家の作用について歴史的観点を踏まえて考えていきます。歴史上の人物の出版した本や言葉から現代社会の政治について多角的に捉えていくことは非常に面白いです。これからの授業では「国家とはなにか」「政治思想」「議会政治」などをそれぞれ学んでいくので現実の政治的問題について、自分なりの見解を持てるように勉強していきたいと思います。
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