

「公共経営学概論Ⅱ」:広島商工会議所における見学実習
2023.01.10
12月15日、「公共経営学概論Ⅱ」の見学実習で、広島商工会議所に伺いました。
公共経営学科では公務員に限らず公共の利益の増進を図る様々な職種についても理解を深めています。
見学実習では、広島商工会議所の概要、使命、事業計画の説明を受けた後、具体的な活動内容について詳しく解説していただきました。商工会議所は、地域経済の繁栄、商工業者の繁栄を使命とする法の基に設置、運営されている「地域経済団体」であると説明いただいた上で、現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響から社会経済環境が大きく変容する中で、地域経済の回復に向けて、商工会議所が果たす役割はますます大きくなっているというお話がありました。
公共経営学科では、社会的な課題を経営資源の動員によって解決を図るという「ソーシャル・マネージメント」に関する授業があります。見学に参加した学生は、その「ソーシャル・マネージメント」における企業の在り方を指すものとしてよく使われるCSR(会社法人の社会的責任)という言葉について学んできましたが、今回の見学を通して、実際に事業性と社会性の両立を目指して経営学の成果を土台として社会を良くしてゆくという仕事の一端を知ることができました。
後半では3つのグループに分かれてそれぞれ商工会議所の女性職員の方に直接質問する時間もご用意いただくなど、大変有意義な見学実習となりました。