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広島県庁へ見学実習に行ってきました

2022.12.05

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12月1日『公共経営学概論Ⅱ』の授業で、広島県庁に見学実習に行ってきました。
この見学実習では、社会を支えるさまざまな機関を訪問し、職員の皆さんから実際の業務について直接お話を伺うことで「働くことの意義」を自分なりに見つめ直します。

前半は、中山間地域振興課の職員の方から、今後ますます人口減少・高齢化が加速する状況下にあっても「広島県に生まれ育ち、住んでよかった、働いてよかった」と思える地域であり続けるために、どのような施策を展開しているのかをお聞きしました。若者の転出超過が課題となっていますが、人材の流出を「引き留める」のではなく「引き寄せる」という考え方にシフトすること、そのために里山・里海など自然豊かな癒しの魅力を有する中山間地域を「どうなるか」ではなく、「どうするか」という自分事として考えていくことの大切さを学びました。また、人事委員会事務局の方から、県庁内部で働き方改革が進んでいる現状や広島県が求める人物像についても詳しくお聞きしました。

後半は、庁内見学と本学OGを中心とした若手職員の方々との意見交換に参加しました。参加した38名のうち9割以上が庁内初体験。数多くの部局・課を有する県庁の広さに圧倒されつつも、仕事の手を止め、あたたかく迎え入れてくださった職員の方々から業務説明を受けました。また、一度は民間企業に就職しながらも、県のために働きたいと意欲をもって転職された方から、働きがいやワークライフバランスの取り方、学生時代に取り組んでおくべきことなどを伺うこともでき、大変有意義な一日となりました。

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