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公共経営学科、「学科プログラム」:廿日市市役所と宮島における交流と研修

2021.12.09

  • 学科イベント

公共経営学科、「学科プログラム」:第1日目、廿日市市役所見学

2021年12月3日(金曜日)、公共経営学科では学科プログラムにおいて廿日市市役所の職場見学を行いました。「廿日市文化ホール、ウッドワンさくらピア」にて、総務部次長兼人事課長の二神敏彦様より開会のご挨拶を頂いた後、環境産業部部長棚田久美子様より、女性職員の働き方に関するお話をご自身のキャリア形成を踏まえた上で、具体的にイメージし易い形でお話しいただきました。彼女は安田のOGで、昭和62年4月に入庁されたそうです。そうした親近感もあって、学生達は大変熱心に耳を傾けていました。よき先輩という「ロール・モデル」に触れたことで、学生達の「目的意識」も確実に高まったものと思われます。
さらに総務部人事課主事瀬古孝徳様より、廿日市市の概要と採用試験に関するご説明があり、中国四国エリア「住みよい街ランキング2位」の廿日市がどのような街なのか、そこに所在している市役所がどのようなところで、どのような役割を果たしているのか、廿日市市役所の勤務・労働条件はいかなるもので、安田女子大学出身者に対する採用実績があるのか、そして採用試験スケジュール、競争倍率、求める人材像に至るまで、公務員を目指す学生なら知っておきたい知識を教えていただきました。
その後、少人数の班ごとに分かれた上で各所属職員の方による業務説明をしていただきました。廿日市市役所のご配慮で女性職員から業務内容、所属部署で取り組んでいること、働き方や生き甲斐について、学生の目線に立ってお話しいただきました。学生達も熱心に質疑応答に参加し、有意義な時を過ごすことができたと実感いたしました。そして最後に、庁舎内の見学ツアーをしていただき、大変充実した2時間を過ごしました。廿日市市役所、二神敏彦様をはじめとする総務部の皆さま、大変お世話になりました。充実したお時間をつくっていただきましたこと、学生、教員一同ともに、心より厚く御礼申し上げます。

公共経営学科、「学科プログラム」:第2日目、宮島における交流と研修

2021年12月4日、公共経営学科では、宮島「まことホテル」の会場にて、3日に行われた廿日市市役所における見学実習を基に、班ごとに「廿日市市の街づくり」に貢献し得るアイディアを、パワーポイントを使用しプレゼンテーションしました。廿日市市役所から総務部人事課主事瀬古孝徳様にお出でいただき、プレゼンテーションの講評に参加していただきました。
3日夕方にホテル入りした後、班ごとの交流を深め、チームワークの基礎固めをした上で、各班で廿日市市の街づくりに関して「問題発見・問題解決」の課題に取り組み、パワポ資料にまとめ、4日、朝食後にプレゼンテーションを行いました。
どの班も大変独創的なアイディアを提起し、1年生とは思えないような、とても質の高いプレゼンテーションに仕上がっていました。
今後、地域愛に目覚めた女性の公務員が増えていき、その土地に根差した活躍をし、その地で子育てをしようと心から思うとともに、実際にそれを実践していけば、地域の経済が地域内で循環し、地元経済も潤うようになるのでは...などと想像力を膨らませながら、一人の教員として、1年生のプレゼンテーションに耳を傾けていました。
これからも様々なことを吸収し、地方行政を担う主役の一人として活躍してほしい、と心から願います。この二日間、お世話になった廿日市市役所の皆さん、このような機会を設けていただきましたこと、心より深謝申し上げます。
チェックアウトした後は、穏やかな天候に恵まれたこの日、宮島の散策を楽しみ、交流の余韻に浸りました。

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