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先輩たちが語る「志望実現までのリアル」

2025.11.27

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公共経営学科では、就職活動を終えた先輩たちのリアルな体験談を通して、学生が就職活動の流れや具体的な準備方法を理解し、具体的な行動につなげることを目的に、公務員合格体験発表を含む「就職活動報告会」を開催しています。

 

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こうした機会は、1~2年生のうちからキャリア形成を意識し、日々の学習や大学生活の過ごし方を戦略的に考えるきっかけとなり、同じ学科の先輩という"等身大のロールモデル"の成功体験を知ることで、就活への漠然とした不安を軽減し、具体的な行動につなげることができます。また、成功だけでなく、悩んだ点、その克服方法を知ることで、自分の就職活動に活かす視点も得られます。

 

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今年度は、国家公務員、地方公務員、警察官、準公務員、金融事務など6名の内定者・採用予定者が登壇し、それぞれが志望先を実現するまでに取り組んだ対策や大学生活の過ごし方について、具体的な経験談を共有しました。

 

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▶「いつから・何を・どのように」取り組んだのか

報告会では、学生が最も知りたい次のポイントについて、先輩たちが自分の言葉で丁寧に説明してくれました。

 

●専門科目の選び方・学習開始の時期

公務員をめざす先輩からは、
「2年生の秋から専門科目を本格的に開始した」
「出題数の多い数的・判断を軸に、完全に解けるようになるまで繰り返し解いた」
など、自分に合った学習スタイルをどのように確立したかが語られました。

 

●準公務員の情報収集はどうすれば?

日本年金機構や金融系など、いわゆる「準公務員」に分類される組織については、
「採用ページだけでなく、インターンシップに積極的に参加すること、公的なSNSやWeb説明会動画なども活用した」
といった、リアルな情報収集方法が紹介されました。

 

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▶2年生のうちにやっておけばよかったこと

特に、1〜2年生に向けて、次のようなアドバイスも寄せられました。

 

「試験勉強が忙しくなる前の1~2年生のうちに、学内・学外も含めていろいろな活動を経験しておくこと」
「自己分析は2年生のうちからゆるく始めておくと慌てない」
学業やサークルとの両立、アルバイトをセーブした時期と工夫、小論文や面接対策のコツなど、同じ学年の友人同士ではわからない実践的な話が多く飛び出しました。

 

▶後輩に向けてのエール

最後に、登壇した先輩たちからは、
「自分に合ったペースを見つければ必ず道は開ける」
「迷ったら早めに情報を取りに行くことが大事」
「スライドの一番後ろに連絡先を載せておくので、いつでも相談してください」
など、心強いメッセージが寄せられました。


 

就職活動は早い段階での情報収集と、小さな行動の積み重ねが大切です。
今回の報告会が、後輩たちの将来を考えるきっかけとなり、充実したキャリア形成につながることを期待しています。