

卒業研究Ⅲ(ゼミナール)での学び
2025.10.08
公共経営学科で学ぶ学生は、2025年度前期にどのような学び・成長を実感できたのでしょうか。
「学生のリアルな声」を届けるシリーズ第4弾は、4年生の内藤鈴花さんのリポートです。
■ゼミでの活動
私は4年前期で行われる「卒業研究Ⅲ」を振り返りながら、公共経営学科の魅力をご紹介したいと思います。
「卒業研究Ⅲ」では、卒業論文のテーマを決めるために、自分の興味のある分野をリサーチしながら大まかな内容を卒論計画書にまとめていきました。この時期は就職活動と並行して行う必要があり、大変だと感じることも多くありました。それでも両立できたのは、3年次のゼミ活動(卒業研究Ⅰ・Ⅱ)や公共経営学科の授業を通して、専門性のある内容に加えて自分で考えたアイデアを共有・実行できる機会が沢山あり、早い段階から自然と自分のやりたい分野と研究内容を定めることができたからだと思います。
ゼミで実際にワークショップを開催
■卒業論文に向けて
私は現在「伝統産業の継承のために有効な体験型ワークショップの要素―認知向上・販売促進それぞれの観点から比較して―」というテーマで卒業論文を執筆しています。
研究を進めるにあたり、何度か企業の方々にインタビューをすることがありました。そこでは、自分の軸をしっかりと持ってインタビューに挑みました。インタビューをさせていただく中で自分の意見も踏まえて質問をしたので、より相手の意見を深堀りすることができたと感じています。
また、研究の方向性で迷った時も自分の軸を持っていることで軌道修正ができました。これらは「卒業研究Ⅲ」の授業で、先生やゼミ生との対話を通じて得られたものです。
後期はいよいよ「卒業研究Ⅳ」に進み、大学生活の集大成となります。10月には「卒業論文中間発表会」も予定されているため、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいです。
ワークショップで製作したオカリナ(左)とゼミで取り組んだ紙布の継承(右)