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『公共経営学概論Ⅰ』を通して学科について知るPart1

2020.06.19

  • 学科紹介

『公共経営学概論Ⅰ』は、「公共経営学科」とは何かを知るための導入の科目です。学科長の西村先生をはじめとする、5人の先生方によるオムニバス形式の講義です。今回は、5人の先生方の中から、見学実習をご担当される安東直紀先生に、講義の概要や見学実習についてお話ししていただきます。

『公共経営学概論Ⅰ』は、公共経営学科に入学した学生を対象に、「公共経営とは?」という問いに対して法学、政治学、行政学、経済学、経営学など様々な視点から光を当てることで、公共経営という概念を理解するための動機づけとなることを目指しています。

私は本学着任以前に地方自治体と国で働いていた経験を踏まえ、担当した「地方自治から見た公共経営」において、市役所における財政運営や組織、事業実施の仕組みについて講義を行いました。授業では「市長が公約に挙げた事業がどのような形で取り組まれているか」「広島市の財政状況を大学生のアルバイトと比較して説明」「市役所の組織と1年間の業務スケジュール」などを解説しました。

またこの講義では公共のために働く職業に対する理解を深めるため、公共的な業務を担う行政機関やNPOなどの職場見学を行います。行政には市町村・都道府県・国と3層に権限・範囲が異なる組織がありますが、令和2年度は国の機関(国土交通省中国地方整備局)を見学します。普段はあまり縁のない国の機関ですが、国土交通行政について説明を受け、また国における働き方を見学することで、就職における選択肢が広がるとともに、その後の学生生活における意欲を維持・向上させる契機となることを期待しています。

Part2として、見学実習先の様子や実習に参加した学生の声を紹介する予定です!

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