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広島市へ提案「広島広域都市圏ポイント利用者拡大」

2022.01.18

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現代ビジネス学部で開講されている「公共政策ワークショップ」の授業で、広島市経済観光局の方3名を招いて、広島市などの25市町で使用できる「広島広域都市圏ポイント」の利用者を増やす方法をプレゼンテーションしました。

公共経営学科の教員4名で行っている「公共政策ワークショップ」の授業では、官公庁にて実際に政策形成を担っていた教員が様々な「公共」的な課題・問題に関する政府または地方自治体等が行う公共的な政策について講義を行います。それらの講義内容に基づいてクラス全体でディスカッションを行い、その上で少人数のグループを編成し、グループごとに課題を取り上げ、フィールド調査等を行った上で解決策を検討し発表を行います。

今回の「広島広域都市圏ポイント利用者拡大」という課題に関しては、広島市経済観光局の担当者の方から直接市の施策である本ポイント制度の現状と課題を伺い、それについての解決策を4つのグループに分かれて考察しました。そして今回、各グループから広島市経済観光局の担当者の方に、「歩行数でポイントが加算される」「ボランティア活動でクーポンが発行される」「大学祭を活用してポイントの普及を図る」などの提案を行いました。広島市経済観光協の担当者の方からは「ボランティア活動や地域活性化など多面的な観点からの提案や学生生活に根差した案が印象的だった」とコメントをいただきました。


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※「広島広域都市圏ポイント」とは、広島市を含む25市町で構成される広島広域都市圏内で貯めて使える、地域共通のポイントです。地域内の加盟店での買い物や行政等のイベント・啓発事業等への参加でポイントが貯まります。貯めたポイントは加盟店での買い物で1ポイント1円の価値として使用できることに加え、インターネット上の「広島広域都市圏ポイント」の公式サイト上で、市町ならではの魅力的な商品・サービスとの交換や、学校等への寄付に使用できます。ICカード(PASPY、WAON、ICOCA)又はアプリを活用してポイントを貯めたり、使ったりすることができます。