

『公共経営学概論I』見学実習(中国地方整備局)
2023.07.13
6月22日、『公共経営学概論Ⅰ』の授業で、中国地方整備局に見学実習に行ってきました。まず、「女性職員の職場紹介」として、事務系の若手女性職員の方から現在取り組んでいる職務や職場環境についての説明を受けました。億単位のお金を動かす経理業務のリアルや引っ越しを伴う人事異動のリアル、休日の過ごし方や趣味など、見学実習でしか聞けない現場のお話に皆、興味津々でした。
その後、2班に分かれて移動し、それぞれが高規格道路管理センターと太田川河川事務所を見学しました。途中、施設の外にある非常用電源についても説明していただきました。「津波の想定に合わせて高くしてあります」という説明に、各自が津波のイメージを持てたことと思います。
高規格道路管理センターでは、実際に高速道路を24時間監視するモニターの様子を見学し、また、監視業務の際の苦労や注意事項等について知ることができました。太田川河川事務所では、太田川の改修事業について、時系列的な図解も織り交ぜながらわかりやすく解説していただきました。
最後に、災害時に身を守る方法について、東日本大震災における経験を踏まえて説明していただきました。技術職の職場というイメージがある地方整備局における、事務系の職員の仕事内容や職場の雰囲気を知ることができ、大変有意義なひとときでした。
公共経営学科 松本武洋