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『公共経営学概論I』その2

2020.09.02

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『公共経営学概論I』は、公共経営の全体像を理解してもらうための科目です。この科目は「公共経営」のあり方を考えるために、様々な見学実習が盛り込まれており、実際に現場で働く人達の声に耳を傾け、働く様子を目の当たりにすることで、学生の皆さんの将来像を描き易くするお手伝いをします。
今回は、「中国地方整備局」を見学実習した学生のレポートより、抜粋を紹介します。



今回の見学会では、国土交通省の事務内容について事務系と技術系の2部門に分け担当の方の説明を聞き、その後、事務系フロア、情報通信技術課、高規格道路管理センターを見学した。その中で私が驚いたことは主に3つある。
 1つ目は、事務系職員の女性の割合が大きいことだ。(略)。
 2つ目は、事務内容が多岐にわたっていることだ。(略)。
 3つ目は、働きやすい職場づくりに力を入れていることだ。(略)。

見学に行く前は、国土交通省、中国地方整備局と聞くと、難しそうなイメージで、どういった仕事をしているところなのかよく分からなかった。しかし、実際にお話を聞いていると、堤防点検や災害発生時の対応など、ニュースで見たことがある活動など、私たちの生活に直結している事務内容が多く、以前より身近に感じることができた。人々の命を守り、地域の活性化に貢献できるとても素晴らしい仕事だと思う。

また今回の見学実習で公務員に対する考え方が大きく変わった。新しい働き方を取り入れつつ、働きやすい職場づくりに力を入れていることや、地域の人々とのつながりを大切にしていることなど、とても先進的な部分と残していくべき昔からある部分が上手に組み合わされていて、素敵だと思った。私も人とのつながりを大切に、人々の生活を少しでも豊かに楽しくできるような仕事ができる人になりたい。

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