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忠海集学校(竹原市)での交流会

2022.12.26

  • 学生活動

12月17日 「地域活性化」をテーマに活動している折本・山田ゼミのゼミ生5名が「忠海集学校」を訪問し、地域の方々との交流会を実施しました。

かつて映画のロケ地として選ばれたこともあるほど眺めの美しい竹原市立忠海東小学校。しかし、少子化により2015年に廃校が決定。その後、閉校となったまま数年が過ぎましたが、2021年5月パソコン等の再生事業を行うリングロー株式会社の長期プロジェクトによって、人びとが集い・つながる・IT交流拠点「集学校」として生まれ変わりました。忠海集学校は全国に13ある集学校のひとつです。

普段はパソコンやスマートフォンの困り事を相談したり、今の時期は年賀状やカレンダーの作り方を学んだりしているという高齢者の皆さん。今回のクリスマス会は、お互いニックネームで呼び合う自己紹介をし、まずは身体ほぐしのラジオ体操第一からスタート。その後、イントロを聴いて曲名を当てるクイズや健康知識にまつわる○✕クイズゲーム、チーム対抗のジェスチャー・ゲームなどをして交流を深めました。最後に感謝の気持ちを込めて手作りのクリスマスカードを参加者の皆さんにプレゼントしました。

現在、施設が現存している廃校は全国で約7,400校(令和3年5月)。そのうち、まだ活用が決まっていない施設は1,900校余りにも及びます。長年地域の子どもたちの学び舎として愛されてきた校舎を再生し次世代に残していく試みは容易なことではありませんが、これからも大学生という立場でできる地域貢献の形を模索し続け、活動を拡げていきたいです。

折本 浩一
山田 貴子

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楽しくジェスチャー・ゲーム


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懐かしいメロディーを中心に曲名当てクイズ


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校舎3階からの美しい眺め