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『高3保護者対象入試説明会』~公共経営学科~

2020.07.07

  • 学科イベント

2020年7月4日(土)と5日(日)の2日間、『高3保護者対象入試説明会』が行われました。高校生の皆さん、「公共経営学科」に興味・関心を示していただき、ありがとうございました。

そもそも「公共経営学科」とはどのような学科なのか、ここで学ぶとどのような利点があるのかについて、改めてお話ししておきます。

高度成長期が終わると、どの先進諸国も低成長期を迎え、財政難に陥りました。そこで、政治の場面にも民間の経営手法を取り入れ、「効率化」を進めようという考えが生まれたのです。「公共経営」は、行政機関の運営方針に民間企業の方法を取り入れたり、実際に民間企業との協働を図ったりすることで、財政難の時代に、的確なパブリックサービスを実施し、社会の「持続可能な発展」のために寄与することを目指す、新しい学問領域なのです。

従って、この学科で学ぶ最大の利点は、以下に挙げる2点です。
①ビジネスの経営手法を学ぶことができるため、就職にも有利な技能を修得できる。
②そのうえで「損得勘定」ではなく「公共マインド」を養うため、自己中心的ではなく、「共生」を考える視座に立ち、地域社会、延いては国際社会にまで、そして現行世代だけではなく未来世代にまで視野を広げて、「持続可能な社会」の在り方を模索することができる。

つまり、就職先の選択肢が格段に広がるということです。公務員を志望する皆さんだけではなく、公共的色合いが強い企業をはじめとする一般企業を目指す方も、公共経営学科で学んでみませんか。

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