

2025OGシンポジウムを開催しました
2025.07.29
7月17日、公共経営学科の全学生を対象に「OGシンポジウム」を開催しました。これは卒業生を大学にお招きし、社会で働くことの大変さや生きがいなどを語ってもらうことを通して在学生たちが将来の進路について真剣に考える機会をもつための学科イベントです。公共経営学科の卒業生は社会に出てまだ1~2年目と日が浅いため、社会人経験3年以上の他学科の卒業生をお迎えして開催しました。
講師には、警察官、市役所職員、民間企業でそれぞれ活躍している4名の卒業生をお迎えし、業務内容やこれまでどのような経験を積んできたかを具体的なエピソードとともに熱く語ってもらいました。
第二部では、事前アンケートの質問をもとに、「本気になれる活動・経験をすることの大切さ」や「インターンシップで意識したこと」、「困難に直面した時にどう乗り越えるか」など就職活動という枠組みだけでなく、ものの考え方や生き方全般に関わる深い話題もあり、あっという間の90分となりました。
参加した学生たちからは、次のような感想が寄せられました。
・見知らぬ土地に行くことを選択した決め手が「一緒に働きたい人がそこにいたから」という理由に心を動かされました。そう感じられる強い軸や信念を自分の中に作っていきたいです。(1年生)
・漠然と目指すジャンルや職種を考えるだけでなく、仕事を通してどのような相手と関わりたいのか、何をしたいのかなどを明確にしていくことが大切だとわかりました。(2年生)
・1人で全部やろうとして抱え込み過ぎる前に、周りの人に協力を求めること。その際は「依頼内容を明確に伝えること、相手の状況を把握すること、感謝の気持ちをしっかり伝えること」この3つが大切だということが特に印象に残りました。(3年生)
・人のせいにしないような人生の選択をすることが大切だとわかりました。仕事では、どのような人にも分かりやすく説明できる力やチーム力が重要になってくると学びました。(4年生)
特に、来月から始まるインターンシップを目前に控えている3年生は、先輩たちの芯のある話し方、凜とした姿に大いに刺激を受けたようです。
2025年の夏は一度きりです。9月の履修ガイダンスで充実した夏休みの活動報告を聞けることを楽しみにしています。
【OGシンポジウム参加卒業生】
左から:藤原祐奈さん(英語英米文学科卒業)、松田真由子さん(現代心理学科卒業)、四方あずみさん(現代ビジネス学科卒業)、三谷桃子さん(現代ビジネス学科卒業)