

2025オリメン実行長・副実行長にインタビュー
2025.06.02
2025年度公共経営学科のオリエンテーションセミナーを支えてくれた実行長の田中里奈さん(3年)、副実行長の土井遥愛(3年)さん、野本紗希(2年)さんに、今年のオリゼミを振り返ってもらいました。
――オリメンに応募した理由を教えていただけますか?
(田中)1年生の時のオリゼミが本当に楽しくて今でも鮮明に思い出せるくらい印象に残っています。そんなオリゼミを私もつくりたいと思ったのがきっかけですね。2年生の時には副実行長として実行長の先輩の活躍を誰よりも近くで見ていました。「先輩のようになりたい、そして今まで以上に公共のオリゼミを盛り上げたい」という気持ちで実行長になりました。
(土井)私も1年生の時の先輩たちがとてもカッコよく感じられて、そういう存在になりたい!と強く憧れて念願のオリゼミ実行委員に立候補しました。今年は3年生として精一杯のことをしたいという思いから、副実行長に立候補しました。
(野本)1年の時に初めてこのオリゼミに参加した事がとてもよい思い出となったので、次は上級生として参加し、オリゼミをつくりあげたいと思ったので参加を決めました。
――それぞれ2泊3日のセミナーで最も印象に残った活動は何でしたか?
(土井)キャンプファイヤーです。昨年の副実行長から引き継ぎ、キャンドルとキャンプファイヤーを担当し、長として準備を進めてきたからです。メンバーみんなでレクや演出のアイデアを出し合いながら構成を考えていきました。それが2泊目の夜に実現し、結果は大成功しました。たくさんのレクを通して一年生同士だけでなく、先輩や先生方とも仲が深まっていました。また、ダンスを披露するスタンツでも一年生のかわいい、かっこいい姿をみることができましたし、見ている人も手拍子や掛け声で盛り上がっていました。火を囲み見つめながら今後の目標や将来の夢を全員が語り合う献詞もキャンプファイヤーの醍醐味なのですが、一人ひとりの想いに胸が熱くなりました。1時間半のプログラムの中で、みんなの数えきれないほどの笑顔が広がっていて本当に感動しました。
(野本)私も同じです!全員が火を囲み、見つめながら献詞をした時の光景がとても頭に残っていますし、公共が「ひとつ」になれた気がして嬉しかったです。
(田中)私は、初日の「プチ運動会」です。このプログラムは書道・英文の2学科と合同で行いました。学科の垣根を越えて交流できた大変よい機会でした。1年生だけでなく委員や先生方も参加し、全員で楽しめたところが大きなポイントです。
――オリゼミの活動はどんなところに「やりがい」を感じましたか?
(野本)自分の担当だった雨天時に行う「雨プロ」の全ての構成を練り終えたことです。当日は天気に恵まれたので、雨プロを行うことはありませんでしたが、どのような状況になってもプログラムを作り、万全の状態にしておくという学びが自分にとってよい経験となりました。
(田中)2つあります。1つ目は、1年生からオリゼミ終了後に嬉しい声を聞いたことです。オリゼミが終わってから1年生に「たくさんの忘れられない思い出をつくることができて、とても楽しかった!」、「来年は私も先輩のようにオリゼミに携わりたい!」といった声を何人からも聞きました。オリゼミを実施したことで私たちの頑張りが伝わったと同時に、来年にもつながるオリゼミになったことが非常に嬉しかったです。2つ目は、オリゼミ委員の成長を見られたことです。オリゼミに行く前まではあまり自分から積極的に行動ができなかった委員が、オリゼミ中は周囲をよく見て自ら動き出していました。そのような姿を目の当たりにして、私は委員の成長を実感しました。リーダーシップには様々な形がありますが、それぞれが持っているリーダーシップを発揮し、その人自身の変化を見られたことは私にとって大きな喜びでした。
(土井)自分たちの手で様々な手続きやプログラム・しおりの作成などを一から頑張って進めてきて、分からないことが多く大変でしたが、みんなが楽しんでくれてよかったと思えた瞬間は努力が報われたと実感できた瞬間でした。また、私は人前に立って話すことに慣れておらず苦手だったのですが、オリゼミ委員になって毎回の集まりのときにみんなの前に立ち、自分の考えたことを話したり、何かを伝えたりという経験を積むことによって「前よりも緊張しなくなった!成長した!」と感じることができたのもやりがいに繋がりました。
――大変だったこと、苦労したことは?
(土井)プログラムを考えることが難しかったです。今回は、学科の特色、三瓶の自然を生かしながら、1年生が主体的に取り組めるプログラムを取り入れることを目標として構成していきました。どんなプログラムが公共経営にふさわしいのか、三瓶の自然を感じられるようなプログラムはなにか、1年生の立場になり、1年生のことを一番に考えながら案を出していきました。今回の挑戦は、公共のオリゼミをレベルアップさせることに繋がったと思います。
(田中)私も同意見です!野外炊飯でバウムクーヘンに挑戦したり、防災プログラムを導入したりしました。時間はかかりましたが、コミュニケーションが生まれ、楽しさを共有する中で知識も増えたと思います。「公共らしいプログラム」ができたと思います。
――未来のオリメンたちへ、メッセージをお願いします!
(野本)このオリゼミを通して、自分の内面を成長させることもできるし、最後まで責任をもってやり遂げる力がつくということを一番に伝えたいです!
(土井)仲間と協力して何かを作りあげる経験は貴重です。オリゼミ本番まで「みんなが楽しんでいる姿」を想像しながらワクワクして準備を進めてほしいですね。
(田中)正直、準備は大変ですが、それを上回るやりがいと達成感を味わえます。大学生でこんな体験はめったにありませんし、成長につながる大きなチャンスです!やる気のあるみなさんがさらにパワーアップした「公共らしいオリゼミ」を作ってくれることを期待しています!
――3名の皆さん、取材にご協力いただき、ありがとうございました。