

2023「公務員仕事理解セミナー&座談会」に参加しました
2023.08.18
8月7・8日の2日間に渡り、学習支援センター・キャリアセンター主催「公務員仕事理解セミナー&座談会」が本学5号館で行われ、公共経営学科の3年生を中心に、公務員を志望する多くの学生が参加しました。
これまで本学では、民間企業の就職活動解禁日に合わせて3月1日から数日間「学内合同企業説明会」を開催しており、公務員も同様に行なってきました。しかし、公務員試験は春休み明けの4月から試験が本格的に開始されるため、3月の説明会では時期が遅く、今年度から3年生を中心に意識付けを図っていく目的で試験的に夏に開催することにしました。
例年8月は公務員試験A日程の面接試験期間でもあり、来学できない自治体もありましたが、今年度は下記10団体にお越しいただき、大変貴重な資料も頂きました。
■参加自治体・官公庁
8/7(月)
①国家公務員一般職(人事院)、②国土交通省中国運輸局、③厚生労働省広島労働局、④東広島市、⑤呉市
8/8(火)
①広島拘置所、②広島県警察、③防衛省中国四国防衛局、④厚生労働省中国四国厚生局、⑤広島県
参加した学生からは「漠然と公務員といえば市役所の行政職員というイメージが強かったが、罪を犯した人の矯正・更生に関わる仕事や国防に携わる仕事もあるということを知り、興味関心の幅が広がった」、「地方公務員しか考えていなかったが、国家公務員として働くことも視野に入れて考えていきたい」などの声が聞かれました。
このように「新しい発見」があるのも学内で行われる全体セミナーに参加する醍醐味のひとつです。
また、両日とも二部構成で行われ、第一部は業務の概要、仕事の魅力ややりがいといった全体説明、第二部は各ブースに分かれての座談会形式で、より詳しい説明をお聞きしたり、直接質問したりすることもできました。
セミナーの冒頭では、安東学科長から「説明会は一度参加すればそれで十分ということではありません。常に情報はアップデートされます。自ら幅広くアンテナを張り、何度も説明会に足を運び、自分の目で確かめることで知識が増え、問題意識も生まれてきます」というお話がありました。
今回参加した1、2年生は、ようやく「公務員」という多岐に渡る仕事の入口に立ち、正直まだ雲を掴むような話だったかもしれません。しかし、その興味関心の芽生えは必ず次のステップへと繋がります。今後もさまざまな説明会に積極的に参加し、自分自身をアップデートしていきましょう。