

「公共経営学科」第一期生の最初の1年間
2021.07.23
高校生の皆さん、こんにちは!
2021年度、「公共経営学科」の第一期生が2年生となり、新たに第二期生を迎えることとなりました。この機に、学科長の安東直紀先生にご依頼し、「公共経営学科」における1年間を振り返っていただきました。
それから、第一期生の学生さんにもお願いし、一年次を振り返り、記事にしてもらいました。皆さんが大学に入学したら、どのような1年間が待っているのか、参考にしてみてください。
「公共経営学科」1年目を終えて:公共経営学科 学科長 安東直紀
2020年4月に開設した公共経営学科の1年が終了しました。
1年生は前期には「公共経営学概論Ⅰ」の授業において国の行政機関、裁判所、NPO法人と公共的な職場を見学することで、将来の職業選択における具体的なイメージを得ることが出来ました。その他、「ソーシャルマネジメント」の授業では、近年の企業と社会との関係について、概念・具体事例を学びました。
後期の「公共経営学概論Ⅱ」では公共セクターにおける経営管理について学びました。また1年の前期から憲法・経済学など、公務員試験の専門科目の講義、及び教養科目の演習も開始しています。
学生の自らの希望を叶えるよう、引き続き公共経営学科ではその歩みを支えていきます。
前後期を通しての「公共経営学科」における授業の感想:第1期生の感想
前期と後期の授業を終えて、公務員になるための基礎的なことをしっかり学ぶことができました。前期では、実際に公務員の方々が働いている職場に見学に行ったりしてとても貴重な経験ができました。話などで聞くのと、実際に見るのでは全然違って公共経営学科ならではの経験だと思いました。後期では、実際に公務員試験の問題を解いたりするなど、問題の解き方やコツなど学びました。たくさん問題を解くことで慣れていくことができるので、大変、充実した授業でした。
新しい学科なので、やること全てが初めてのことで、何も分からない状態でしたが、前期、後期の授業を通して、公務員になるための土台作りができているのだと感じました。
教員からのコメント:
目標を同じくするということから、コロナ禍にもかかわらず、第一期生の学生達に、自ずと団結力が生まれているのを見るのは、教員としても大変喜ばしいことです。
どうか第二期生の皆さんも、最初に道を歩み始めた第一期生に続いて、彼女達の言葉を道標にしながら、同じ目標を掲げる者同士、助け合って道を開いていってください。
それから、この記事を読んでくださっている高校生の皆さんも先輩達の後に続いてほしいと強く望みます。
公務員を、あるいは、公共的性格を持つ職業を、目指す友人達とともに。皆さんの先輩達は皆、口をそろえてこう言います;同じ「目的」に進む仲間がいるからこそ、心強い!!!と。