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本学薬学生2名が学生優秀発表賞受賞!

2025.05.13

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3月末に福岡で開催された日本薬学会第145年会において、ポスター発表に臨んだ田辺久実さん(5年生)と西田悠華さん(5年生)が厳正な審査の結果、見事学生優秀発表賞を受賞しました!おめでとうございます!
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発表内容は以下の通りです。

田辺久実さん
「高転移性膵がん細胞におけるβ-カテニンの発現と上皮間葉転換(EMT)との関連について」
西田悠華さん
「PD-L1を標的としたコンジュゲートsiRNAの免疫チェックポイント阻害薬としての可能性」


◆受賞者コメント

田辺久実さん
この度、学生優秀発表賞を受賞でき大変光栄に思います。膵がんは早期より肝臓へ転移することが予後不良の一因とされていますが、その詳細な転移メカニズムは未だ解明されていません。本研究では、転移に関与する可能性が示唆されているZEB-1とβ-カテニンに着目し、これらの役割を明らかにすることを目的としました。本研究を進めるにあたり、日々ご指導いただきました久保准教授を始めとする研究室の皆様、ご協力いただいたすべての方々に深く御礼申し上げます。

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西田悠華さん
私は、siRNA核酸医薬品を用いた新しい免疫チェックポイント阻害薬の開発に関する研究を行い、その成果を学会で発表しました。期待した結果が得られず苦しい時期がありましたが、がん細胞の取扱い等の基本手技や実験プロトコルを見直すことで、今回の学生優秀発表賞受賞につながる成果を得ることが出来ました。ご指導いただいた久保准教授、優しい湛増先輩、そして日々切磋琢磨しあった友人の支えに心から感謝しています。

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