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2024年上半期 学生研究活動ハイライト

2024.06.25

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2024年上半期も多くの薬科生が、卒業研究・学術研究の成果を学会発表しました。対面での学会開催がほとんどとなり、学生にとって貴重な経験となりました。

3月20日には、大阪医科薬科大学で開催された第144回日本薬理学会近畿支部会において、薬理学分野の学生がミクログリアの持つ生体機能に関する研究成果を、3月28日から31日にかけて横浜パシフィコで開催された日本薬学会第144年会では、分子細胞生物学分野の大学院生がLipid-siRNAコンジュゲートのRNAi効果に関する研究を(写真①)、衛生薬学分野からはPTENに関する基礎研究を2名の学生が(写真②)、また、医療免疫学分野からは、がん関連分子での糖鎖異常や乳がん細胞での脂質組成に関する基礎研究について、2名の学生が発表しました。

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左:写真① 日本薬学会での発表の様子
右:写真② それぞれの発表ポスターの前で

6月1から2日に島根大学で開催された第65回日本生化学会中国四国支部例会では、遺伝子化学分野の遊離ヘムのフェロトーシスにおける役割に関する基礎研究の成果を学生1名が口頭発表、6月5日から7日にかけて那覇市の沖縄県男女共同参画センターで開催された第31回クロマトグラフィーシンポジウムでは、分析化学分野の学生3名が医薬品の光安定性と光学安定性に関する研究について成果をポスター発表しました(写真③、④)。

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左:写真③ 学会の看板前で記念撮影
右:写真④ 研究成果を説明する学生

それぞれの学会では、多くの教員も研究成果を発表しました。安田女子大薬学部では、今後も活発な研究活動を通じて学生の教育、薬学分野の研究に貢献していきます。