• 学科ニュース

薬学科2018学術講演会を開催しました

2018.11.05

  • 学科イベント

10月11日(木)本学の9111教室にて、岡山大学学長の槇野博史先生、東京薬科大学教授の深見希代子先生、お二人の先生をお招きし、最先端の薬学・医科学の研究成果についてご講演いただきました。槇野先生には「糖尿病性腎症診療の温故知新」という演題で、糖尿病の歴史や腎臓のはたらきについて、クイズを交えながらわかりやすくお話しいただきました。また、糖尿病性腎症に関する最新の研究に関しても教えていただき、会場からの質問にも丁寧にお答えいただきました。なお、槇野先生は午前中の本学薬学科学生を対象とした「まほろば教養ゼミ(MT)」においても、「臨床研究中核病院の役割と多職種連携」というテーマでご講演いただきました。深く感謝いたします。在学生からは「将来の目標に向けて勉強になった」「病院での薬剤師の業務について理解できた」等々の感想が寄せられました。深見希代子先生には「細胞膜リン脂質の多彩な生理機能」という演題で、細胞がリン脂質の分布を巧妙に調節しているしくみや、様々な疾患との関わりについて、これまでの研究成果をもとにお話しいただきました。先生は顕著な研究業績をおさめた女性科学者に授与される猿橋賞を受賞された先生で、参加した在学生はあこがれをもって聞き入り、研究の第一線でご活躍されている先生の姿に感銘を受けていました。
槇野先生、深見先生、お忙しい中お越しくださり、ありがとうございました。

  • yaku20181105_01.jpg槇野博史 先生
  • yaku20181105_02.jpg深見希代子 先生

 

  • yaku20181105_03.jpgMTでも槇野先生にご講演頂きました
  • yaku20181105_04.jpg参加した在学生からの質問