

看護学科 助産師養成課程 臨地実習開始
2020.08.24
8月3日より、助産師養成課程の臨地実習が始まりました。臨地実習は、妊産褥婦とご家族、助産師、そして関連する多職種の方々からさまざまなことを学べる貴重な機会です。
しかし、今年は残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響で、実習が中止になった施設があります。そこで、臨地実習で経験できない部分を、学内実習に切り替えて行っています。
学内実習では感染防止対策として、教員と学生は全員がマスク・フェイスシールドを着用し、ケア前後の手指消毒・手洗いを繰り返し行っています。この体験により学生は、自分自身と他の人を感染から守ることの大切さを身もって考えられるようになり、感染予防を意識した行動が身についてきています。
学内実習では臨地実習にできるだけ近い環境になるよう設備・物品を配置しています。また、妊産褥婦の模擬事例を用い、妊産褥婦役を教員が臨場感あふれるように担当しています。学生は妊婦健診・指導や分娩介助を妊産婦の個別性や状況に合わせて行っています。学生は臨機応変に対応出来るように、日々真剣に緊張感をもちながら学内実習を行っています。
外来を想定、妊婦人形を使用して妊婦健診(腹囲測定)をしています。
外来を想定、妊婦役の教員に手作りパンフレットを使用して妊婦指導を行っています。
分娩用モデルを使用して分娩介助を行っています。