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  • 教員紹介
  • 学科長 : 藤原 逸樹小学校教諭として広島市立小学校において約18年間勤務した。その経験を生かし、美術教育の研究を継続している。また、粘土塑像を中心とした彫刻制作、作品発表も継続している。広島大学大学院教育学研究科学習開発専攻博士課程後期修了。博士(教育学)

美術教育学(美術教育の内容・方法にかかわる実践的研究)、立体・彫刻の制作と実践教育の研究

美術教育は、乳幼児から大人までの生涯教育として捉えています。美術教育は、自らものをつくりだす楽しさやそれらをみることの楽しさを味わいながら、個性を生かした創造活動の能力を高めることを目標としています。本学の授業では、乳幼児の造形活動の意味について考え、美術教育に関わる内容や方法について、講義はもとより、実技も交えて学修していきます。つくりだす喜びを味わいながら、保育士・幼稚園教諭として必要な指導力の向上を目指します。みる、かく、つくるといった鑑賞活動と表現活動を通して、「美術教育とは何か」について考えていきます。

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  • 小学生や中学生の頃、図工や美術が好きでしたか。そして、今はどうでしょうか。描画に対する苦手意識は9~11歳頃に強くなる傾向があるといわれています。しかし、幼児の中にも、「絵を描くの、きらい」「わからん」と言う子どもがすでにいるという実態が聞かれます。このような子どもたちに対して私たちはどのように関わったらよいのでしょうか。「みたり、かいたり、つくったり」する能力は、言語能力などと同じ人間の生きるための本能であり、その基礎的な能力の育成は、教育によって計画的になされるべきです。美術教育は、鑑賞及び表現の活動を通して、感覚、知覚、思考力などを必然的に働かせるので、それらをバランスよく育てることができます。また、子どもの思いや願いをそのまま形や色に置き換えていく美術教育は、個性尊重の最も重要且つ有効な役割を果たすものと考えることができます。
  • 橋本 信子聖和大学(現・関西学院大学)大学院教育学研究科修士課程幼児教育学専攻修了。学生時代、幼稚園・保育所の実習で保育実践を根底から支える子ども観や保育観の大切さに触れたことがきっかけで、幼児教育学・保育学の道に入りました。私自身が共働きで子育てをした経験から子育て支援や家庭教育支援にも取り組んでいます。

保育原理・保育者論・保育学・保育内容

保育・教育の本質・目的の専門科目である「保育原理」「保育者論」、保育の内容・方法の専門科目である「保育内容人間関係」「乳児保育」等の授業を担当しています。乳幼児を育てていく保育の営みは、歴史を越え、国を越え、時代や文化の影響を受けながら脈々と受け継がれています。これからの保育者には、「変えてはならないこと」と「変わるべきこと」を見極める力が必要とされます。今ある日本の保育、世界の保育が形成されてきた経緯と保育を支え育ててきた人たちへの理解を深めながら、保育に対する基本的な考え方、子どもの内面理解や保育実践の捉え方を学んでいきます。

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  • 「子どもが好き」「子どもと一緒にいると楽しい」「保育所や幼稚園に通っていた頃は楽しかった」「園の先生が好きだったから、あの先生みたいになりたい」などの思いを持っている人は、”保育に向いている人”だと思います。なぜならば、保育は、子どもが好きで、子ども達の今と未来が幸せであることを願う人たちによって創られてきたからです。保育科での学生生活は保育者になるための「宝さがし」のようです。自分を保育者に育てていく過程でキラリと輝く自分を発見したり、自分が得意とする分野を見つけたり、素晴らしい先輩先生や同じ志を持つ多くの仲間に出会ったりなど、様々な宝物を手にすることでしょう。保育者になっても、未来に羽ばたく子どもを育てることの誇りと喜びとやりがいなど、多くの宝物を手に入れ続けることと思います。子どもの真剣なまなざしに感動し、子どもの笑顔に励まされ、子どもの涙に寄り添いながら、子ども時代を幸福に満ちたものにする仲間に、あなたも加わってみませんか。
  • 矢野 光恵広島大学大学院教育学研究科教育科学専攻博士課程後期博士課程単位取得後退学。その後、司書資格を取得。この頃より、幼児期の読書環境に関心をもち、調査・研究に取り組んでいる。同時に、安田女子大学付属幼稚園などで親子のための読み聞かせや絵本に関する講演等も行っている。

教育学・幼児の読書環境に関する研究

保育・教育の本質や目的に関する科目、保育の内容・方法に関する科目を担当しています。授業では、教育とは何か、なぜ必要なのか、子どもの発達、教育の内容や方法等、教育に関する基本的な事柄を学びながら、子どもや教育に対する見方、考え方を模索します。
また、保育の表現技術に関する科目では、「児童文化」を担当しています。授業では、伝承遊びや影絵遊び、生活発表会で活かせるオペレッタ等を題材に学びをすすめながら、音楽・造形・身体・言葉他、様々な視点からより深く教材を理解し、保育技術を高め、保育の実践力を養います。

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  • 「保育・教育って何だろう?」
    皆さんは幼い頃、幼稚園や保育園でどのように過ごしていましたか。幼稚園や保育園では国語や算数のような授業や教科書はありません。代わりに、毎日子どもたちが五感を働かせ、全身を使って遊んでいます。「遊びと保育・教育って関係があるの?」と思われるかもしれませんが、実はこの遊びの中にこそ、乳幼児期に不可欠なものがあるのです。
    また、「赤ちゃん」という言葉で何を連想しますか。「小さくてかわいい」「泣くばっかり」「まだ何もできない」等の応えが返るかもしれませんね。しかし、本当は赤ちゃんには、お母さんのおなかにいる時代から驚くほどの能力を持っています。
    保育科では2年間で、乳幼児の発達やその道筋に合わせた保育の在り方、子どもにとっての遊びの意味、遊びを支えるために必要な技術・技能を授業や実習を通してしっかりと身につけることができます。笑顔あふれるすてきな保育者を目指して一緒に学んでいきましょう。

教員・研究テーマ

  • 氏名職名研究テーマ学位
  • 藤原 逸樹教授(科長)美術教育学(内容や方法等の研究)、立体・彫刻の制作博士(教育学)
  • 圓光寺 美奈子教授幼児教育学、保育者養成、環境教育、乳幼児と表現短期大学士(保育)
  • 橋本 信子教授乳幼児教育、保育者養成に関する研究修士(教育学)
  • 柿原 岳史准教授美術教育学、彫刻の制作修士(美術)
  • 矢野 光恵准教授教育学、幼児の読書環境に関する研究修士(教育学)