

美術教育学(美術教育の内容・方法にかかわる実践的研究)、立体・彫刻の制作と実践教育の研究
美術教育は、乳幼児から大人までの生涯教育として捉えています。美術教育は、自らものをつくりだす楽しさやそれらをみることの楽しさを味わいながら、個性を生かした創造活動の能力を高めることを目標としています。本学の授業では、乳幼児の造形活動の意味について考え、美術教育に関わる内容や方法について、講義はもとより、実技も交えて学修していきます。つくりだす喜びを味わいながら、保育士・幼稚園教諭として必要な指導力の向上を目指します。みる、かく、つくるといった鑑賞活動と表現活動を通して、「美術教育とは何か」について考えていきます。
保育原理・保育者論・保育学・保育内容
保育・教育の本質・目的の専門科目である「保育原理」「保育者論」、保育の内容・方法の専門科目である「保育内容人間関係」「乳児保育」等の授業を担当しています。乳幼児を育てていく保育の営みは、歴史を越え、国を越え、時代や文化の影響を受けながら脈々と受け継がれています。これからの保育者には、「変えてはならないこと」と「変わるべきこと」を見極める力が必要とされます。今ある日本の保育、世界の保育が形成されてきた経緯と保育を支え育ててきた人たちへの理解を深めながら、保育に対する基本的な考え方、子どもの内面理解や保育実践の捉え方を学んでいきます。
教育学・幼児の読書環境に関する研究
保育・教育の本質や目的に関する科目、保育の内容・方法に関する科目を担当しています。授業では、教育とは何か、なぜ必要なのか、子どもの発達、教育の内容や方法等、教育に関する基本的な事柄を学びながら、子どもや教育に対する見方、考え方を模索します。
また、保育の表現技術に関する科目では、「児童文化」を担当しています。授業では、伝承遊びや影絵遊び、生活発表会で活かせるオペレッタ等を題材に学びをすすめながら、音楽・造形・身体・言葉他、様々な視点からより深く教材を理解し、保育技術を高め、保育の実践力を養います。