健康的で快適な生活の創造を目指す生活デザイン学科では、「生活デザイン論」の特別講座において、学科オリジナルの「フレンチテーブルマナーに学ぶ人としての美」を導入しています。実習場所は、リーガロイヤルホテル広島の最上階に位置する「レストラン シャンボール」です。

講師の方から食事をいただく際のマナーについて説明を受け、着座の仕方やナプキンの使用法などを体験的に学んでいきます。ナイフ・フォークの正しい使い方、テーブルアイテムの数々......学生のみなさん、初めて知ることがほとんどで、はじめは少し緊張気味の様子。

アミューズ、オードブル、スープ、魚料理、肉料理、そしてデザート。慣れないマナーに気を配りつつ、次々に運ばれるコース料理を堪能しました。食べる前であれば写真を撮っても良いですよ、ということで、「映え」の瞬間もしっかりおさえていました。

最初は硬さのあったみなさんも徐々にほぐれていき、最後はごらんの笑顔。「おいしくいただくことが一番」というマナーは、すでに身に付いていたようです。素晴らしい料理はもちろんのこと、特別な場所、特別な仲間たちと極上の時間を共有できたのではないでしょうか。本実習を通して、社会に出てからも役立つ作法を身につけることができたと思います。