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カンボジアの家庭科教育の調査及び実習を今年も行いました。

2019.01.08

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生活デザイン学科の楠幹江教授らは、カンボジア・シェムリアップ州の農村部を主な対象とし、中学校家庭科の授業の充実化や服作りを介した国際交流の実施を目的に調査や実習を行っています(昨年度の様子はこちら)。今年は制服のスカート製作の授業に、楠ゼミの学生らが作成した動画教材を用いて、iPadを使いながら授業を行うことを試み、生徒たちは制服のスカートを自作することができました。 また、カンボジア政府教育省副長官のDr. Soeur Socheata様らとアンダラテーヴィー高校にて、カンボジアの家庭科教育に関する会談が行われました。今後も、カンボジアの子供たちが豊かな生活を送るための教育や発展に貢献できるよう、本研究を進めていく計画です。

※スカートに用いた生地とブラウスは、広島の株式会社いとや様からご寄贈頂きました。
※実習の実施は現地NGOのJSTの皆様のご協力により実施しました。
※今回の調査及び実習の実施は文部科学省科研費補助金(研究題目:カンボジアでの被服学教育プログラムによる生活視点での新たな国際協力手法の構築、研究代表:安田女子大学家政学部 楠幹江)及び安田女子大学学術研究助成に関連し実施されたものです。

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授業で製作したスカートを着用して記念写真

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iPadを用いたスカート製作の授業の様子

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動画教材を用いた授業の様子

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カンボジア政府教育省副長官のDr. Soeur Socheata様らと会談

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アンダラテーヴィー高校の家庭科授業の視察