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カンボジア・シェムリアップ州にて"家庭科の授業で制服を作ろう2017"を実施しました。

2018.01.05

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生活デザイン学科の楠幹江教授らは、カンボジア・シェムリアップ州の農村部を主な対象とし、中学校家庭科の授業の充実化や服作りを介した国際交流の実施を目的に調査や実習を昨年度より進めています。
昨年度は、制服のブラウスの製作実習を行い(昨年度の記事はこちら。http://www.yasuda-u.ac.jp/course/life/news/page/post_14.html)、今年度は制服のスカートの製作実習を行いました。スカートのデザインはカンボジアの巻きスカートをベースとしたデザインで、カンボジアの制服として用いられている形式です。今回は実習と併せて、安田女子大学生活デザイン学科楠ゼミの学生が大学からスカイプを用いた実習指導も試みました。制服のスカートはとても上手にできて、実習修了の翌日には、制服として学校に履いてきてくれて私たちも大変うれしかったです。今後も、カンボジアの家庭科の授業の充実化、及び服作りを介した国際交流の活性化を目的に、調査や実習を展開していく予定です。

※スカートに用いた生地とブラウスは、広島の株式会社いとや様からご寄贈頂きました。
※実習の実施は現地NGOのJSTの皆様のご協力により実施しました。
※今回の調査及び実習の実施は文部科学省科研費補助金(研究題目:カンボジアでの被服学教育プログラムによる生活視点での新たな国際協力手法の構築、研究代表:安田女子大学家政学部 楠幹江)に関連し実施されたものです。

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楠ゼミの学生によるスカイプを用いた実習指導の様子



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スカート製作の様子①



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スカート製作の様子②



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スカート製作の様子③