

本学科は1975年の開設以来、時代に即した高度な専門性と実践的力量を有する教員を養成してきました。小学校教諭、幼稚園教諭採用試験において、長年高い合格率を維持し、広島県・市の小学校教員採用試験においては、学科開設から2023年3月までに1,900名を超える合格者を輩出。県外を含めると2,150名を超えます。
児童教育学科は、小学校教諭、幼稚園教諭の養成を主軸に多彩なカリキュラムを整備。教育学、心理学、教科教育学、幼児教育学、教育実習などを中心に、教育者になるための理論を学び実践します。また、指導力養成の独自の科目として「教職キャリアデザイン」や「教職実践演習」などを開講しています。これらの授業は、教員をめざす学生が、将来像を思い描く場です。授業参観や教育実習、ボランティア活動などの実体験を踏まえながら「子ども理解」を深め、指導の心構え・方途など、教育現場で直面するさまざまな問題を少人数で語り合います。より多面的な視点で教育をとらえながら「自分はどんな先生になりたいか」「何を学べばよいか」といった各自の学修課題が描き出されます。
3年次から試験対策専任スタッフにより、教員採用試験、幼稚園教諭採用試験に向けて、採用試験対策講座を実施しています。内容は、各教科、実技、模擬試験、模擬授業、集団面接、集団討論など、多岐にわたっています。また、学内には採用試験対策ルームも完備しており、採用試験対策テキスト等を配架しています。
教職センターは、本学で教職課程を履修し、教職をめざしている在学生・卒業生を対象に、相談・支援を行っています。具体的なサポート内容としては「教職課程に関する相談」「教員採用選考試験に関する相談・支援」「教職ボランティア等に関する相談」「教員を希望する卒業生への相談・支援」などとなっています。