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カナダでの語学研修が始まりました。(SEECレポート1)

2019.02.13

  • 海外研修

児童教育学科では1〜3年生の希望者を対象に、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるヴィクトリア大学 (UVic=University of Victoria) での語学研修が提供されています。2月3日、今年度のグループが出発し、無事ヴィクトリアに到着しました。

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広島空港にて、「頑張ってきます!」

学生はホームステイをしながら、バスで大学に通います。初めてのホームステイ、見知らぬ土地でのバス通学、慣れないことばかりで大変ですが、日々の経験を通して、少しずつこちらの生活に慣れているようです。ホストファミリーの構成は実に多岐にわたります。小さい子どものいる家庭では、一緒にゲームをして遊ぶそうです。また、料理の得意なホストファーザーが、学生の好みに合わせてサラダを作ってくれるなど、多様な家族の姿を学生は経験しています。

授業は、午前中は英語の授業、午後は教育に関するワークショップや学校訪問などを行います。午後のワークショップでは「子どもが言語を習得することの意義」について学びながら、グループによる発表やディスカッションによって、体験的に理解を深めています。


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グループ発表の風景です。

2月6日、CA (Cultural Assistant:ヴィクトリア大学で学生のお世話をしてくださるUVicの学生や卒業生) の方と一緒にダウンタウンツアーを行いました。古い歴史を誇るChina Town(チャイナタウン)や、息をのむほど美しい Inner Harbour(インナー・ハーバー)や州議事堂など、初めて見るものばかりで、きっとヴィクトリアという街の歴史と文化を感じたことでしょう。

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Inner Harbourに面した州議事堂です。

英語圏で生活することで、英語力の向上だけではなく、他者を理解し認めあうこと、そして感謝の気持ちをもつこと等、教育者そして人間として大切なことを沢山学べます。今回の研修を通して、参加学生には大きく成長して欲しいと願っています。