• 学科ニュース

学外から講師を迎えて教育講演会を開催

2024.01.11

  • 学科イベント

教育現場の現状を知り教職について考える機会として、昨年12月21日に学外から教育関係者を講師に迎えて教育講演会を開きました。広島市立小学校の校長を定年退職後、現在は日本教育公務員弘済会広島支部長の要職にある河野一則先生に「教師という夢の実現に向けて」を主題にお話をしていただきました。河野先生の小学校でのキャリアに加え、現在、多くの学校訪問を重ねておられる経験をもとにした話題満載の講話でした。
学校の現状や教職に求められることなどについての具体的な話題でした。また、本学科卒業生の活躍ぶりの紹介や、現職の校長先生・教育長から事前に聞きとっていただいていた「求められる教師像」についても聞かせていただきました。教育弘済会が様々な分野で学校への講師派遣事業を行っており、地域で学校教育が支えられていることや、教師自身も社会的に身分保障されことが紹介されました。

 

講話を聴いた学生は教職の現実を知り、自分の生き方を考える機会になったように思われます。若い教師だからこそできることや求められること、自分の特徴を活かす教育活動のすすめ、子どもとの交流や教職員相互の協力・支え合いの現状などを理解し、教職の大変さと同時に夢も大きく広げることができたのではないでしょうか。講演後の学生のレポートに学校現場の様子や教職員の働きかた、教育現場の実際の雰囲気を知ったり、子どもへの向き合い方などについて具体的に教師としてあるべき姿を描いたりすることができた様子がうかがえます。「やっぱり先生を目指そう」という思いを強めたり、コミュニケーション力を付けたい、自分の特技を伸ばそう、笑顔を大事にしたいなど、教師の夢を実現するために自分の課題を見出したりしたようです。【徳永隆治】

 

jikyo20240111_01.jpg

 

jikyo20240111_02.jpg