

入学式が行われました
2023.04.13
4月3日(土)、安田女子大学のキャンパスは折しも満開の桜で覆われ、空は青く澄み渡り、新入生のスタートを歓迎する、まさに格好の入学式日和となりました(写真①)。
写真①:桜花満開の入学式日和
写真②:入学式
午前10時から本学体育館で2023年度入学式が挙行されました(写真②)。児童教育学科に、147名の新入生を迎えました。入学許可宣言、そして「過去と他人は変えることができませんが、未来と自分は変えることができます。」「自由に考え、自由に行動する勇気を持ってください。」という学長告示に続き、在学生代表の歓迎の詞、入学生代表の誓詞等、厳粛に行われました。安田女子大学に入学したという実感が、改めて得られたことと思います。なお、この式典の模様は、ライブ配信されました。
引き続き11時から教育学部が入っている7号館の大教室で、児童教育学科の学科ガイダンスが行われました(写真③)。
写真③:児童教育学科ガイダンス
写真④:授業「まほろば教養ゼミ」
学科長講話、所属教職員の紹介、四年生代表2名(小学校コース・幼保コース)による歓迎挨拶など、新入生への温かいエールが送られました。受動から能動へ――高校から大学への意識の転換も呼びかけられました。
さらに、これから始まる大学での4年間について、学生生活、授業の履修方法、海外教育語学研修(SEEC)、オリエンテーションセミナー(略称:オリゼミ)等の説明も行われました。この時間帯になると、新入生の緊張感も次第に解けていって、時節柄マスク越しに笑顔・笑い声なども交じるようになり、一年生としての落ち着きも得られるようになってきました。
一年生は新入生気分も束の間、4日(火)は各種のガイダンス、5日(水)からはさっそく授業が始まりました(写真④)。
ご家族の皆さんも、多くの方が入学式、学科ガイダンスにご参列・ご出席下さいまして、誠にありがとうございました。高校までと違って通学距離が遠路になったり、時間が多くかかったり、一人暮らしになったりして、ご不安もあるかもしれません。が、若い人の新しい環境への適応は早く、友人・仲間を得て、自主と協同の精神を発揮してやっていけることと思います。ご令嬢の新たな門出を、温かい気持ちで見守り続けて下さい。お子さんは、着実に成長しています。これから立派な大人への道のりを確かに歩み始めます。
以下は、「まほろば」135号に掲載した拙稿「新入生へのメッセージ」(220字程度)です。ここに転載します。
○大学生「である」ことから大学生「する」ことへ
ご入学,おめでとうございます。憧れの大学生になりましたね。一つの大きなステップをクリアしました。
確かに,大学生「である」ことは,一つのステータスです。しかし,ここは一里塚。さらなる大望の実現に向けて,大学生「する」ことを心がけてください。
さて,大学生「する」こととは? まず,それを考えることからスタートしましょう。
なお,この「である・する」ことは,高校の国語教科書に長く掲載された丸山真男の評論にちなんだものです。機会があれば,読み直してみてください。
(吉田裕久)