2022年2月7日と2月24日の2日間、「養護実践学習会」を学内において対面で開催しました。現4年生から、コロナ禍でボランティアなどの現場経験に乏しく、養護実習終了後の振り返りにおいても、「知りたいことやわからないことが多くあり不安」などの声が多く聞こえたため、卒業前の春休みに計画しました。今回は、4年生に加えて3年生の希望者も参加しました。
学習会には、現職の養護教諭(小学校・高等学校)の先生方を講師としてお招きしました。新学期に向けての準備や１学期の職務内容などについて詳しく講義をしていただくとともに、講師の先生方と学生たちが直接交流できる場を設けました。学生からたくさんの質問が出るなど学習会は盛況で、現職の先生方が一つ一つ丁寧に、具体的に質問に答えてくださったことで、学生たちの不安は軽減したようです。
参加した4年生の一人は、「今回学んだ内容を整理して、残り1ヶ月間しっかり準備していきたいと思います！」と元気いっぱいのコメントをくれました。４月からはじまる養護教諭としての新しい生活に向けて、それぞれが気持ちを前向きにできたようでした。【宮本香代子】