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卒業生講演会(幼児教育コース)

2021.12.17

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卒業生講演会が12月11日に安田女子大学で開催されました。この講演会は教職キャリアデザインと教職実践演習の授業の一環に位置づけられていますので、2年生から4年生までの学生が聴講しました。
幼児教育コースの講演題目は「保育士の仕事」、講師は、広島市立山本保育園・保育士の中井千晶先生でした。中井先生は安田女子大学児童教育学科を10年前に卒業された方で、在学中には、教育実習教生長、広島市立幼稚園ボランティア、広島市内の子育て支援イベントボランティア、リトミック初級資格講習会を受講するなど、大変活動的な学生でした。
講演内容は、保育士の一日の仕事内容、子ども達が好きな遊び、保育士の福利厚生、採用一年目の流れ、採用試験に向けて頑張ったこと、在学中に取組んだ方が良いことなどでした。初めての幼稚園実習が2月に予定されている2年生、今から採用試験に向かう3年生、就職直前の4年生、それぞれにとって一番聞きたいお話ばかりで、学生は、大変に集中して聞き入っていたようです。
講演後も、「実習では保護者支援の経験がなかったのですが、どのようなことに気を付ければよいでしょうか」といった質問が4年生からありました。中井先生は「保護者の方に子どもたちの姿を少しでも具体的に伝えようと心がけて、日々のエピソードを一人一人丁寧に見て記憶することを行っていた」という大切なポイントを伝えてくださいました。
参加した学生からは、「色々なことに挑戦し、その中でたくさん吸収して自分のものにされている先生の姿がとても素敵でした。私も来年から保育士として働かせていただきますが、いろいろなことに積極的に挑戦し、日々学び続け、努力をし続けていきたいです。」「『保育士がおどおどしていたり、緊張していたりすると子ども達に伝わる』ということが印象に残りました。中井先生の『ドーンと構えて、一緒に楽しむことが大切』という言葉を聞き、自分に自信をもって頑張ろうと思えました。」といったたくさんの感想が届きました。

【西川ひろ子】

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