

一年生をむかえるパンジーとチューリップの鉢花づくり
2021.11.24
秋が深まる11月の初め、児童教育学科の専門科目「生活科教育法」の受講者92名は、一人一鉢ずつ草花の鉢をつくり、6,7号館周辺に飾りました。パンジーは冬の間も色とりどりの花を咲かせ続け、そして春になれば、チューリップが一斉に咲きそろい、新入生を迎える予定です。
水遣りや施肥などの鉢花の世話は、学生が、仲間と協力しながら、秋から来年春までのおよそ半年間継続的に行います。この活動を通して、栽培技術や指導法を実践的に身に付けるとともに、草花と触れ合い、自然の美しさや不思議、成長や変化に気付き、生き物への愛情・愛着を深めていきます。毎日の学びの場に彩りを添えて皆に喜んでもらうことで成就感を味わい、学内環境を整備して下さる人々の存在や、周囲の人々の心の温かさにも気付くことができます。草花とともに自分自身も成長していくのです。
花のお世話をする児教2年生の姿を見かけたら、ぜひ声をかけてください。かわいいパンジーやチューリップが、みんなの心と心をつないでくれるはずです。【小川 麻里】