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2020「SEEC」第3回レポート

2020.02.27

  • 海外研修

カナダのヴィクトリア大学における海外語学研修プログラム「SEEC」の第三回目の報告です。
ヴィクトリアは海に面した街でバンクーバー島の南端にあり、大学の敷地は広大で自然豊かなキャンバスです。通学途中や学内散策中にリス・海鳥・鹿を見かけることもしばしばあります。大木をリズミカルに駆け登るリスの姿に目をとめ、微笑んでいる学生の姿を見かけます。まだ肌寒い2月下旬ですが、学内の梅・桜の花々も蕾を膨らませ、あちこちで花開いており、大変落ち着いた美しい雰囲気です。
また、ヴィクトリアはバス路線が充実しており、ヴィクトリア大学(UVIC)と市内各地を結ぶバス停は、校内ブックセンター前に集中しています。バスの乗降時に聞こえる「Thank you」は、運転手さんと乗客の双方から自然にでてくる挨拶で、爽やかに心地よさを感じます。高齢者・車椅子・ベビーカーなど利用者は様々ですが、席の譲り合いや優先席への誘導は、その場にいる乗客が積極的に先導しており、優しい雰囲気で心温まる配慮です。運転手さんに行き先を訪ねる人、切符がすぐに出ない人、着席するまでに時間がかかる人などに対しても、ゆっくり対応してくれ、安全を確認してから発車するなど、ヴィクトリアの良さはこのようなところにもあるように感じます。素晴らしいヴィクトリアの環境の中で、学生たちは三週目の研修を終えようとしています。

2/12(水)学生が毎日通っているContinuing Studies Building
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2/12(水)ブックセンター前のバス停
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2/13(水)Phil Duchene先生の「Using Puppets as a Medium of Learning」
パペットの授業では、先生が楽しく身体を動かして表現する面白さをご指導くださいました。学生は、準備された80個の中から「選んでほしい」と語りかけてくるパペットを1つ選びました。先生やお友達には、お話しできない子どもがパペットには心を開いたり、パペットが校長先生の代弁者になってくれるなど、パペットは子どもたちにとって大切なツールであることを学びました。
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2/14(金)Cam Culhamさんの「Drama as an Expressive Tool in ECE Environments」
Dramaの授業は、人の真似や動きを知ることによって得られる情報について考え、「情報発信者は誰か」などゲームを通して楽しく進められました。
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2/18(火)Learn the Canadian Sport of Curling
学生全員が初めてのカーリングに挑戦し、滑るストーンの前をブラシで一生懸命こすりました。
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