

学部・大学院5年一貫コース 修士論文中間発表と学会発表を行いました
2025.08.04
児童教育学科には学部4年間と博士前期課程2年間の計6年間の課程を5年で修了できる「学部・大学院5年一貫コース」があります。今年度このコースの1期生が大学院生となりました。4年次からあたためてきた研究テーマに取り組み、今年度修士論文を完成する予定となっています。
さる6月末には修士論文の中間発表会を開催しました。1期生は2名いますが、1人は英語の音韻指導、そしてもう1人は日本と韓国の小学校英語教科書の比較を研究テーマとしています。2人の発表後には参加者からさまざまな意見、質問が出され、充実した議論となりました。
さらにこの2名は7月に開催された児童教育学会でも発表を行いました。一貫コースでは早期修了条件として学会での発表が求められています。研究成果をより多くの方々に知っていただくためには学会発表は絶好の機会となります。2人は児童教育学会の他にも積極的に学会発表をしたいということで、12月に開催される別の学会に向けて発表準備を進めつつ、修士論文の執筆に取り組んでいます。
大学院生の仕事は研究です。自らを学術的な世界へと導きつつ、より高い思考能力、行動力、判断力を備えるために、日々研究に励んでいます。これからも新たな知の地平を見出すべく、彼女達は頑張り続けることでしょう。修士論文の完成が本当に楽しみです。(平本哲嗣)
修修士論文の中間発表会