

難波博孝教授が編集・執筆した『デジタル時代の児童の読解力:紙とデジタル比較読解調査からみえること』が出版されました
2025.06.19
本書は、確かなデータを手に入れて、それを元に議論をし、その議論を踏まえて国語科や教育現場におけるデジタル機器の使用やデジタル機器を用いた教育を新たに構築するべきだと考えた難波教授らが、児童の読解力、特に深く読む「読解力」が異なるのかどうか、異なるとしたらどこが異なるのか、また、児童のメディア志向(読書するなら紙がいいか、デジタルがいいかなど)が読解力にどのような影響を与えているのかの調査を行った報告書です。
デジタル機器一人一台が導入され、その活用が日常となった学校教育現場で「新たな読むことの教育計画」をこれからどう作っていけばいいか。関心をもたれた方はぜひ手にとってみてください。
難波博孝編『デジタル時代の児童の読解力: 紙とデジタル比較読解調査からみえること』文学通信
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