

吉田裕久教授が執筆した『戦後初期国語教育改革』が出版されました
2025.06.13
本書は、『戦後初期国語教科書史研究』(2009年)、『占領下沖縄・奄美国語教科書研究』(2010年)に続く3冊目の吉田教授の著書です。戦後初期、敗戦という極度の混乱の中、加えて占領下という特殊な状況にあって、日本の教育・国語教育はどのような過程を経て再出発・再建することになったのか。1990年代より開始したアメリカ現地調査での資料の発掘と確認、周辺調査によって、日米双方当事者の協力・努力の足跡を、当時の文書(とりわけアメリカ側資料―GHQ/SCAP文書など)を読み解くことにより、その解明を試みたものです。関心をもたれた方はぜひ手にとってみてください。
吉田裕久著『戦後初期国語教育改革』渓水社
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