

児童教育学科の英語関連の授業を紹介します
2024.08.07
大学では主に1、2年生を対象とした全学共通の英語科目がありますが、児童教育学科にも独自の英語科目が設定されています。これは小学校教員を希望する学生を対象とした科目で、小学生に英語を教えるために必要な知識・技能を学ぶことを目指しています。
今日はその中でも「初等英語Ⅰ」(2年次前期)をご紹介します。
「初等英語Ⅰ」では小学校の外国語活動・外国語科で扱う内容を学びます。具体的には英語の歌やゲーム、英語の発音、英語の語彙や表現、コミュニケーション活動、異文化理解などについて体験的に学習します。
授業で使用する教科書類です
英語の歌は小学校で使用する教材や教科書に収録されているものを取り上げ、みんなで楽しく歌っています。歌といっても単に歌うだけではなく、手拍子を打ったり、体を動かしたり、手遊び歌にアレンジしてみたりとその活動は多様です。変化をつけた繰り返しを行うことで、英語の音声に慣れ親しみ、英語の活動を楽しむことを目指しています。
英語の発音については、毎週、モデル映像・音声を参照しながら、口の動きや発声法などを練習します。この授業で主に母音と子音、語強勢、句強勢、文強勢といった、特に英語らしい音を構成する要素を学びます。授業後の課題として学生は自分の発音を録音し、Google Classroomにアップしています。(平本哲嗣)