

2023年度 海外教育語学研修「SEEC」レポート③
2024.04.03
海外教育語学研修「SEEC」も3週目となり、後半に入りました。今週も午前中は毎日English Classで、午後は様々なActivityです。月曜日はDowntownにあるBoard Game Caféに行き、英語のゲームを楽しみました。火曜日には3回目のSchool VisitでUVicの近くにある保育施設を訪問しました。木曜日のEducation Workshopでは、Vancouver Island UniversityのPaula教授による講義が行われ、Competencyの概念やその評価について学びました。金曜日にはUVic内のシネマで"The Boy and The Heron"(宮崎駿監督『君たちはどう生きるか』)を英語吹替・英語字幕で鑑賞しました。研修プログラムの一部にはUVicの学生アシスタント(Cultural Assistant:CA)による企画もあり、Activityを楽しみながら学んだ英語を生活に生かすよう、様々な工夫が凝らされています。
Workshop(Board Game Café)
店内には900種類のボードゲームやカードゲームが並び、好きなものを選んで遊ぶことができます。ただの遊びのように見えますが、ルールを理解するために英語で書かれた説明書を読んだり、わからない単語を調べたりと、「生きた学習」の機会となりました。
School visit(Emmanuel Baptist Church Child Care)
教会に併設された保育施設ですが、保育では多様性を尊重し、宗教は扱われていません。日本の保育や前回訪問した園と比較しながら、多文化・多国籍を特徴とするカナダの保育事情について学ぶことができました。
Conversation Club
私たちがリラックスして英語を話せるように、CAやUVicスタッフの皆さんはいつも笑顔で接してくれます。2階にあるLearning Centreは日本語禁止エリアとなっており、いつでも紅茶と英会話を楽しむことができます。
Education Workshop
「見習いの美容師は、どうなったら一人前といえるのか?」といった具体的な問いを通して、専門職に求められるKnowledge(知識)やSkills(技術)、Disposition(気質)についてグループで意見を出し合いました。またこれら3つの能力の評価方法等について、大学で学んだことをもとにしながら活発に質問する姿がみられました。
帰国はもう少し先ですが、来週には英語の授業も最終回を迎えます。これまでの成長を振り返り、自信に変えていけるよう、挑戦の日々は続きます。【加登本仁】