

2022年度 児童教育学科海外研修SEEC(2023.2.25-3.31)レポート④
2023.04.18
ヴィクトリアでの約5週間の研修が終わりました。今回は、Education Site Visit(Day care)、Education Workshop(Team building)、Curling体験、Farewell Lunchについて報告します。
まず、Maple Tree Children's Center (Education Site Visit:Day care)です。ヴィクトリアにあるDay Care(親が仕事等で一緒に過ごせない時間帯に乳幼児が過ごしている施設)の一つで街中にありました。Samiさんによる説明は日本のシステムと比較しながらのとてもわかりやすいもので、学生たちは聞き入っていました。後半60分が数人ずつに分かれて0~5歳児までの部屋で保育を観察させてもらいました。日本以外の国での施設見学は得難い経験で、これも今回のSEECで得た貴重な財産の一つとなることでしょう。
Education Workshop(Team building)
Jennifer Gruno先生による授業でした。SEECの学生たちは、先生が担当されている生徒と一緒に、ice breaker、Communication+Cooperation、Trust+Riskの手法を体験的に学びました。授業開始時は緊張の面持ちも見られましたが、ice breakerの中盤からはすっかり打ち解けてきました。自分の心の動きを通じて手法の効果を実感する時間になったように思います。
Curling体験
近年すっかりメジャーになったCurlingを体験してきました。実際にやってみると、氷上で自分の思ったところへストーンを置くのがいかに難しいことか、スウィーピングを続けるには体力が必要であることなどがよくわかりました。ひとしきり練習した後にはゲームも行われ、笑顔と歓声が溢れました。
Farewell Lunch
Campus内の森の中にあるUniversity Clubで行われました。食事の後、Program CoordinatorのLilyさんの進行でまず学生代表スピーチが行われました。3年生3名が1名ずつ登壇してのスピーチでしたが、どれも自分が経験したことの意味、それらが今後にどう生きていくか、VisitやWorkshop等を通してカナダと日本の教育観の相違、関係者や友人・家族へのお礼などが(もちろん英語で)語られました。素晴らしいスピーチに大きな拍手が起こったことは言うまでもありません。その後、英語の授業を担当してくださったLori先生から修了証が一人ひとりに手渡され、Jacquie先生、CAの2人(AshleyとBrett)と言葉を交わして全員に修了証が手渡されました。終了後も楽しそうな写真撮影が続く笑顔と拍手に包まれた素敵なPartyでした。【土井徹】