

2017年度 SEECレポート5
2018.03.03
ヴィクトリアでの約4週間の研修が終わりました。これから、バンクーバーで1泊し帰路に着きます。今回は、Discover BC(British Columbia) Tour Sidney、第4回目のSchool Visit、幼児教育の演習、Craigdarroch Castleの見学、Farewell Lunchについて報告します。
Discover BC Tour Sidney by the Sea と題したアクティヴィティ。シドニーはヴィクトリア空港近くの海辺の街で、のんびりと過ごすことのできる場所です。学生たちは、カフェでココアをいただいた後、街や海辺を散策しました。(2月26日)
シドニーはUVicから専用のバスで40分ぐらい。大きな建物はなく、小さなお店が並んでいる通りがあり、そこをゆっくり歩いたり、海を眺めたり、海辺でのどかな時間を過ごしました。(2月26日)
第4回目のSchool Visitは、ファーンウッド保育園(Fernwood Daycare Centre)に行きました。午睡の時間に到着し、起きて来た数人の子供たちと体育館でボールを転がしたり、追いかけっこをしたりなどしてしばらく遊びました。(2月27日)
保育室に移動し、小グループに分かれて子供たちと話したり、遊んだりした後、出国前に準備・練習してきた歌や手遊び、クイズなどを子どもたちに披露しました。日本人の園長先生は、カナダの保育の実情を分かりやすく説明してくださいました。(2月27日)
スーザン先生による幼児造形表現に関する演習では、子供の描画活動について、1歳半から8歳までの発達を具体的な事例を示しながら講義されました。写真は、1歳半から2歳ぐらいの発達段階でよく見られるスクリブル(落書き、なぐり書き)と呼ばれる描画表現を子供の気持ちになって描いているところです。(2月28日)
学生たちは、子供の年齢で見られる描画表現を、実際に幼児になったつもりで描いてみることによって理解を深めていました。写真は、壁面や机の上の用紙に水性の絵の具で描いた後、どんな気持ちで描いたかを話し合っているところです。(2月28日)
Craigdarroch Castleに出かけました。スコットランドからの移民で実業家のRobert Dunsmuirが3年(1887~1889年)がかりで建てたお城のような邸宅です。調度品やステンドグラスなど何もかも豪華で美しいものでした。学生たちはゆっくりと見学し、歴史のあるピアノを何人かが演奏したり、記念撮影をしたりして楽しんでいました。(3月1日)
お別れのランチは、セミフォーマルな服装で参加。ランチの後、スタッフと学生のスピーチがあり、UVicからCertificate(修了証)とプレゼントの贈呈がありました。UVicのスタッフや英語の先生との別れを惜しみ、写真撮影などをしました。心温まるセレモニーでした。(3月2日)