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授業紹介「音楽表現の基礎」合唱表現編

2025.08.26

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1年次前期に開講される「音楽表現の基礎」の授業は、本学准教授の長友洋喜と、新海節准教授との合同講義です。1組から3組のクラス毎に受講します。この内、前半の10コマは長友が担当し、楽典・音楽理論についての座学と、クラス合唱とを組み合わせて行いました。

 

クラス合唱では、本学の私の授業において伝統的に歌い継がれている二部合唱「ふるさと」(作曲:youth case 作詞:小山薫堂)を扱いました。学生は立候補で伴奏者やパートリーダーを決めます。パート練習などを行う場合もありますが、授業の中心は、私の指揮する全体での練習となります。

 

入学してすぐに女声二部合唱を行うことは、簡単なことではありません。本格的な合唱指導を受けることが初めてだという学生もいたことでしょう。最初は戸惑いをみせていた学生たちも、入学して3ヶ月経たない間に一気に成長をみせ、最終的には素晴らしい合唱を作り上げました。

 

彼女たちは幼児教育学科の第1期生です。多くの学生が幼稚園教諭や保育士など、保育者を志しています。「保育者らしく歌う」こと、すなわち「子どもたちが真似たくなる」「一緒に歌いたくなるような笑顔で歌うこと」の意義と重要性を学ぶ、良い機会になったのであれば、教員の私としても本望です。

 

【長友洋喜】