

公立保育士・幼稚園教諭採用試験対策補講 小論文対策編
2024.04.26
幼児教育学科のベースの一つとなる児童教育学科幼保コースは、公立保育士・幼稚園教諭の合格率は全国トップクラスです。
その理由の一つは公立保育士・幼稚園教諭採用試験対策のための補講が充実しているからです。特に小論文は得点配分が大きく、多くの自治体で出題されます。例えば広島市保育士採用一次試験は一般教養150点と専門試験200点ですが、二次試験の小論文だけで200点です。あっという間に逆転されてしまう可能性があります。
最初に採用試験における小論文のポイントの講義を聞きます。とっても真剣です。
そこで、児童教育学科の小論文対策は、小論文のポイントを担当教諭が指導した後、お互いが採点者になって、互いの小論文の添削をします。添削の時には、誤字が無いか辞書やスマートフォンで調べながら採点する、音読をしながら採点するなどの取組みをしています。
お互いの小論文を添削しているというよりも、お互いに話し合って書き直しています
いつも採点される側であったのが、採点する側に立つことにより、相手にわかりやすい文章を書くこと、文字も読みやすく表記することの大切さを痛感することができます。
教室全体で、小論文の採点中なのですが、和気あいあいと添削をしています
児童教育学科幼保コース採用試験対策補講が実施されて19年目を迎えます。お互いで添削し合いながら、小論文の質の向上を目指すこの取り組みを実施してから、小論文があった二次試験の合格率は100%です。
「お互いがライバルというより仲間である」という気持ちは幼児教育学科にも引き継がれていくでしょう。
文責:西川ひろ子