

STAYS(アメリカ派遣6ヵ月留学)引率者より
―カリフォルニアからの近況レポート②―
「日々の健康調査・UCD Symptom Surveyのお話し」
2021.12.20
(【施設に立ち入ることが出来る為の基準ほか】
https://campusready.ucdavis.edu/symptom-surveyより引用)
早いもので、当団の学生と引率者計48名が当地Davisに到着して一ヶ月が過ぎました。お陰様でこの一ヶ月の間、多少歳を取っております(?)引率の私を始め、学生も誰一人として大きく体調を崩すことなく、充実した留学生活を送っているようです。今回は、その健康管理の秘密について、現地カリフォルニアからレポートしたいと思います。
ここUCDでは、新型コロナウイルス感染症の発生以降、"UCD Symptom Survey"というアプリを使用して、学生・教職員の他、大学内に出入りするビジターに対し、日々の健康状態・具体的症状(Symptom)の有無の登録を義務付けています。この登録を行い、結果が緑色にならなければ学生も大学構内の建物に入館出来ず、授業も受けることが出来ません(汗)。
先ず、我々は最初に、自分達のスマホにこのアプリをダウンロードしお気に入りに保存します。そして、毎朝学校に登校する前にこのアプリを立ち上げ、氏名、メールアドレス、2回ワクチン接種の状況、そして、本日の体調で具体的なコロナ関連と結びつく症状(Symptom)の有無を登録します。続いて、過去10日以内のコロナ陽性の検査結果の有無、同じく、過去10日以内のコロナ陽性者との濃厚接触の有無を登録し、最後に"上記回答に偽りのない旨の誓約を行うこと"(ここが一番重要です、嘘はダメです)を要求され、それに回答すると、初めに入力したメールアドレス宛に承認結果の通知が送信されて来ます。
そして、受信した承認結果の通知(緑色)を各自でスクリーンショットを取り、スマホに保存してキャンパス内の建物への入館時に提示依頼があれば、いつでも即対応出来るように準備しておきます。(提示要請に応えられない場合、建物から退出することになります。)
この健康状態、症状(Symptom)調査(Survey)の回答登録作業を、大学に出入りする関係者は全員、毎日行わなければなりませんので、何も無かった以前に比べれば、確かに手間かも知れませんが、コロナ禍の現在では、これを行うことにより各人が自身の健康管理に一層気を配るようになり、また該当する疑わしい症状(Symptom)がある人達との接触を未然に防ぐ効果があり、安心して我々は留学生活を送ることが出来ます。
次回は、キャンパス内でのPCR検査の模様についてレポートしてみたいと思います。
UCD引率者
国際交流課 森脇宏之(記)