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「微笑みの国、出逢いの国」

2018.11.01

  • 学科紹介

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英文科では日本語教員資格を取得をすることができます。2018年の夏、「海外日本語インターンプログラム」に選ばれて、タイで活動をしてきた4年生の伊藤ゆかりさんも取得を目指す学生の一人です。彼女がHPに寄稿してくれました。紹介させていただきます。



英語英米文学科4年 伊藤ゆかり
2018年10月16日

私は、8月22日から9月19日まで、タイのバンコクにある、スィーパトゥム大学で「日本語ティーチングアシスタント」としてインターンシップに参加させていただきました。

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(原子爆弾投下について考え、平和への願いを伝えるプレゼンテーション)

 

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(学内でJapanese Festivalの運営者となり、日本文化を伝承)

 

私が日々の授業で大切にしていたことは、学生にとって「印象に残る楽しい授業」になるよう努めることです。学生も楽しめる参加型のアクティビティや、笑いを取り入れたスキットを用意し学生の前で披露することもありました。ある日、先生から「ゆかり先生が以前教えた日本の歌を今でも生徒は口ずさんでいますよ」という言葉をいただきました。同じ学生である私の授業に、いつも笑顔で熱心に耳を傾けてくれる姿を今でも鮮明に覚えています。
学生は様々な事情で日本語を専攻し勉強しています。4年生の後期には日本で長期インターンシップを行う学生もいました。そこで、インターンシップを控え不安を抱く学生の相談に乗り、自己PRの添削を手伝うなど、私自身が就職活動で学んだことを活かすことが出来て非常に嬉しかったです。
休日も、タイの学生と観光地を巡ったり、おすすめの屋台を歩いて周ったりと毎日が非常に充実していました。

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(3年生と観光地アユタヤへ)



タイは「微笑みの国」といわれている通り、常に笑顔で温かい心を持っている人々で溢れかえっていました。研修を通じてかけがえのない友人に出逢えたことは私の一生の宝物です。
帰国後も、日本語ボランティアを続けており、日本語を学習している人々の役に立ち続けたいと考えています。
終わりに、学生最後の夏休みが素晴らしい経験となったのは、このプログラムで一緒に参加をしてくれた3年生の山地さん、機会を与えてくださった先生方、そしていつも支えてくれている両親のおかげであり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

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